小さな一歩でいいから前に進む
大きな決断のとき
経営者の方が大きな決断を
するときがあります。
「これまでの業態を変更して、別業態にチャレンジする」
「新店舗や新しい支社を立ち上げる」
「経営を退き、次の世代に事業を承継する」
いずれも簡単に決断できるものでは
ありませんよね。
だからといって、
決断しないままでは
何も変わりませんし。
何も変わらなければ
どこかで行き詰まることが
目に見えている。
決断しないといけないことは
分かっていても
決断して実行することが
必ず成功するとも限らない。
となると決断するにも
勇気がいりますよね。
決断しないといけない。
そう感じながら、
時間だけが過ぎていくことも
よくあることです。
次のステップを決めて終える。一歩を踏み出す場を整える。
先日もある経営者の方が
大きな決断をされる場面が
ありました。
以前より、
その決断の内容は実行したほうがいい、
と考えておられていて、
社員さんに相談して
その内容についても
了承を得ておられました。
ただ、
先日は、その内容を実行する、
という決断をされたものの
具体的な次の行動が決まらない、
そんな状態になっていたんです。
そこで、
「その内容の具体策を考えるミーティングの日付を決めましょう」
と提案させて頂き、
具体策を検討するのタイミングを
決めてミーティングを終える
ようにしました。
大きな決断であればあるほど、
決断してもなかなか行動に
移せないこともありますよね。
そんな時には
次のステップだけを決めて終える
こともオススメです。
何も具体策が浮かばなくても
何も行動できなくても、
まずは次のミーティングなど
検討する時間を確保する
ことができれば1歩前進ですよね。
中小企業の
経営者の方や幹部の方の
ミーティングに参加して
その進行をさせて頂くことが
あります。
何も決まらないまま会議が
終わってしまうとことがあります
が、そうならないように
次のステップだけでも決めて
終わるようにこころがけています。
一歩を踏み出す場を整える
だけでも一歩を踏み出すことに
つながりますしね。
決断したら、あとは全力で上手くいくように取り組む
大きな決断であっても
いったん決断したら
あとは全力で上手くいくように
取り組むこと。
ああすればよかった、
やらなければよかった
と考えながら取り組んでも
いい結果につながらない
ですよね。
いったん決断したことを
実際に進めている間にも
いろんな問題が起きるものです。
でも、その問題に対しても
どうすればその問題を回避できるか、解決できるか
という考えが持てるように
だからやらなければよかった
とは考えずに済むように。
社外の立場から経営を支えていく
仕事をしているからこそ
問題に対しても
冷静に対処を考えられる
場作りをしたいものです。
【編集後記】
昨日は
毎月参加させている
お客さまのリーダーミーティング
でした。
今回
からは私が議事録を作って
その議事録を社員さんに発信する
方法をとることになりました。
社員さんの中に
そんな話は聞いてなかった、
という人が生まれないように
したいものですね^^
【昨日の1日1新】
・お客さまの社員グループへの議事録送信