どんな役割を担いますか。
守りを固める役割のみと思われる
税理士というと
守りを固める役割。
そんなイメージを持つこと
はないでしょうか。
会社やお店の数字をチェックして、
異常がないか、
気になる傾向がないかを
確認して報告する。
正しい決算書や
税金の申告書を作成して、
金融機関から融資を受けられる
ようにする。
税務調査があった場合に
経営者に代わって
会社やお店の代理として
対応を行う。
確かに、会社やお店の守りを
役割を担っているのは確かです。
守りを固めるだけでなく、攻めに出るきっかけをつくる
会社やお店の守りを固めることが
税理士の役割だと考えていますが、
攻めに出るきっかけをつくる
役割もあります。
新たな事業の柱を立ち上げたり、
売上げを獲得する、
外部に発信をしていく。
こういった
攻めに出るきかっけを作る
ことだってできるわけです。
1)将来の数字の計画を立てること
将来の数字の計画づくりを
サポートすることで
経営者自身が現在の事業の将来性を
数字で客観的に確認することが
できます。
今の事業をただただ続けていても
会社やお店の先が見えない
ことが分かれば、
新しい事業を立ち上げたり、
新しい売上の柱を作ることの
必要性が分かります。
どれだけの事業の規模、年商が
必要かも確認できるので、
どんな事業や売上げの柱を作ること
ができるか具体的な計画作りにも
つながります。
2)素早く、効率的に守りを固める
経理業務を効率的に進める方法を提案して、
実際に導入するサポートをする。
事務に関する業務の
時間短縮を図ることができれば
営業したりや新しい企画を
考える時間を増やすことができます。
経理業務が素早く、効率的に
終わるようにする、
守りを固めるスピードを上げれば
攻めの時間を増やすことに
つながります。
3)攻めに出るための情報をインプットし、伝える
日々、様々な情報をインプットする際にも
お客様の攻めにつながるような
情報を見つけることができます。
お客様にとってどんな情報が役に立つか、
そんなアンテナを立てておけば、
目の前にある情報が役に立つかもしれない、
そんな判断もできますよね。
役に立つかもしれない情報があれば、
すぐにメッセージとして伝える。
攻めに出るための情報をインプットし、
伝えていくわけです。
法律の改正や臨時措置などで
期限付きの免許が取れるようになったり、
補助金の情報を伝えたり。
最近では、こんな情報をお伝えして、
実際に動かれているお客様も
いらっしゃいます。
期間限定で飲食店によるお酒の持ち帰り販売ができるようになります
4)アウトプット、発信の価値を伝える
こうしてブログを書いたり、
SNSでの発信を
続けていると、
アウトプット、発信の価値を伝える
こともできます。
アウトプットするために
インプットのアンテナが
研ぎ澄まされる。
発信をすることが
新たな人や会社、
新たな売り上げ、
新たな発見につながること。
一緒に仕事をするメンバーに
発信をすることで
考えを伝えることになり、
お互いの想いを共有できる。
お客様にはアウトプット、発信
の価値を伝えるようにしています。
InstagramやFacebookなど
SNSで発信する意味を
経営者だけでなく社員さんにも
お伝えさせていただくことも
ありました。
会社やお店のためだけでなく
自分のためにも発信してください。
そうお伝えすることで
社員さんそれぞれが
自分たちのサービス、商品を
発信されるようになったりすると
こちらも嬉しかったりするものです。
どんな役割になりたいかを決めるのは自分
職業や肩書きによって
どんな役割が求められるかは、
その職業や肩書きが持つイメージ
に左右されることが少なくありません。
けれど、
そのイメージ通りに動くのかどうかを
決めるのはあくまで自分自身です。
税理士だから過去の数字をチェックして
守りを固めることに徹するのか、
攻めに出るきっかけをつくる役割も
できるようにするのか。
自分は経営者だからといって
社員さんと一線を設けて
経営者としての役割だけに徹するのか、
コミニュケーションを活発にし
一体感のある組織の一員として、
社員さんにも経営目線を持ってもらうのか。
職業や肩書きだけにとらわれる
ことなく、
どんな役割を担うのかは
自ら決めていきたいですね。
【編集後記】
昨日、新しい事務所の
メインPCが届き
設定を行いました。
3年3ヶ月ぶりに
MacからWindowsのPCへ
戻ります(^^)
【昨日の1日1新】
・VAIO SX14のセッティング
