売上や利益の計画とともにお金の計画も。
売上や利益の計画とともに作成するもの
年間の計画作りを行うとともに
毎月その予算、実績の確認まで
行っているお客様とは
これから先1年間のお金の増減の見込み
まで確認しています。
今後の事業の方向性、
新たに取り組みたいこと
などを伺いながら
新年度の売上や利益の
計画を作っていきます。
さらに、その計画によって
お金がどれだけ増えたり、
減ったりするのかまで
確認していくんです。
この計画どおりの1年になれば
来年の決算時点の
預金残高は○○万円、
ということが分かります。
いくら売上や利益が
今年に比べて増える見込み、
といっても、
預金残高が数百万、あるいは
それ以上減る見込み、
であれば計画の見直しも
必要になりますよね。
1年後の預金残高はイメージできますか。
来年の計画を立てるときに
売上が増える見込みがあるので
人件費やその他の経費も増えるけれど
利益を残すことができるので安心。
売上から利益までの
計画しかみていなければ、
利益が残ることで
安心してしまうかも
しれません。
けれど、
その計画どおりの1年になれば
預金残高は1,000万円減少して
○○万円になる。
1年後の預金残高のイメージができれば、
来年も利益が残る計画だから安心、
とはなりませんよね。
来年も利益を出せるのに
預金残高が1,000万円減少する、
となれば
まずその原因を確認しないと
いけません。
毎月の借入金の返済が多いのか、
目標にしている利益が
そもそも少ないのか、
など確認した上で、
1年度も預金残高を減らさずに
済む計画が必要になります。
そもそも、
売上が増えて、利益を残せる見込みでも
預金残高が大幅に減っていくことが
分かれば経営者自身も危機感を
感じますよね。
1年後の預金残高がイメージできるように
計画を立てて、シミュレーションを行う。
経営者自身や社内で行ってもいいですし、
顧問税理士や外部の専門家に頼る方法も
あります。
行動につながる情報を集める
売上や利益の計画や見込の金額を見て
行動につながる経営者もいれば
その情報だけでは行動につながらない
経営者の方もいらっしゃいます。
けれど
預金残高に焦点を当てると、
これから起こる状況も
はっきりとイメージできますよね。
今のままでは
1年後にはお金がなくなって
事業が続けられなくなる、
と分かれば現状を変えようと
行動するはずです。
経営者自身が行動につながる
情報を集めることが欠かせませんし、
経理の担当者や外部の専門家の立場
の立場であれば行動につながる
情報を提供する必要がありますよね。
【編集後記】
昨日の4連休の最終日は
息子2人を連れて
水族館と飛行機見学。
近場の施設は一通り体験済みなので
初めてのところへ行こうとすると
行動半径が広がりますね。。
【昨日の1日1新】
・碧南海浜水族館
・中部国際空港セントレア FLIGHT OF DREAMS