ただの過去情報ではありません。
確定申告は過去情報
個人の確定申告シーズンに
なりましたね。
確定申告は
昨年1年間の活動の結果が
数字という目に見える形
に変わるイベント
とも言えますよね。
事業の状況や
不動産や株式などの売買、
その他の臨時収入、
家族状況の変化など。
あくまで昨年1年間の
過去に関わる情報が
ほとんどなので、
確定申告書を完成させること
が目的になって、
税務署へ提出すれば終わり。
そう考えている方も
少なくないかと思います。
確定申告は過去に描いた未来が実現したかを確認するイベント
税理士という立場からすると
確定申告のシーズンになると
複数のお客様の確定申告を
行うことになります。
過去1年間の活動の結果を
税金の計算という形で
まとめていくことはもちろんですが、
もう1つ
確定申告を行うことの意味
があるんです。
それは
確定申告は過去に描いた未来が実現したかを確認するイベント
であるということです。
確定申告という形で
1年間の結果の集大成を
まとめていく中で、
1年前を振り返ることで
当時、描いていた未来が実現できたか
を確認することもできますよね。
予定どおりの未来、結果を実現できた、
という方もいるでしょうし、
思うような結果を残せなかった
という方もいると思います。
特に2020年は
誰もが想定できなかった
事態が起きてしまったので
描いていた未来を実現できた
という方は少ないかもしれません。
けれど、
確定申告のタイミングで
過去に描いていた未来を実現できたかどうか
を確認することで
・去年できなかったこと
・去年できてよかったこと
・これからの1年で実現したいこと
を確認し、考える機会になりますよね。
視点を未来に向けておく
自社のクレドにまとめている
バリュー(行動指針、価値観)の1つに
▼2. 未来よしの四方よし
「買い手よし、世間よし、売り手よし」の三方よしにとどまらず、お客様の未来、社会の未来、自社や自分の未来に価値を生み出す対応により、長期持続的にお客様の発展を支えます。
というものがあります。
過去を振り返るときでも
過去の関わり方を振り返って
未来に価値を生み出すことができたか、
これからの未来にどんな価値を
提供できるか、
視点を未来に向ける習慣
を続けていきたいです。
【編集後記】
昨日の夕方はZoomミーティング。
3月、4月に向けての取り組みが
決まったので、
それまでの税理士業務も
スムーズに進めていきたいです(^^;
【昨日の1日1新】
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