「過去」会計から「今」会計に近づける。クラウド会計の視点。

これもクラウド会計を使う一つのポイントです。

20170710

「過去会計」と「未来会計」

税理士のしごとの主なものに
過去の数字に基づいて
レポートを作ったり、
税金の申告書を作成する
しごとがあります。

そのため、
税理士、会計事務所の
仕事は「過去会計」だ、
を言われることがあります。

あくまで「過去」の数字を
扱うから、という理由です。

一方で、
将来の利益計画を立てたり
資金繰りの計画を立てたり
する仕事を
「未来会計」の仕事、
と呼ばれることもあります。

会計の仕事というと
「過去会計」だけに
取り組んでいる
会社や事業主が
少なくありません。

けれど、
この先1年間、
「どうなるんだろう」という予測ではなく、
「どうしていくのか」という計画を決める
「未来会計」に取り組むかどうかで
実績が大きく変わること
は間違いないです。

過去会計から「今」会計に近づける。クラウド会計の活用法。

「未来会計」の仕事は
大切なのは間違いないですけど、
過去の実績に基づく
「過去会計」の仕事も
同じように大切です。

しかも、最近だと
必ずしも「過去」会計でも
なくなってきていて
「今」に近付いているんです。

インターネット上で動く
クラウド会計ソフトを
活用することで
「今」に近付けることが
できます。

「過去」会計だと

クラウド会計ソフトが
まだない時代は
こんな感じです。

今日、7月10日のタイミングで
考えると。

お客さまが
6月中の経理処理を会計ソフトに
打ち込んで、
6月までの会計データや関連資料を
税理士に提出する。

あくまで6月末までの「過去」の
情報しか扱えなかったんです。

そして、その6月末の情報を
もとに試算表などのレポートを
作成して、7月末に報告する。

もう1ヶ月も前の数字の報告
なってしまいます。。

「過去」会計と言われても
しかたありません。

「今」会計に近付くクラウド会計

一方、
クラウド会計ソフトを使って
インターネットバンキングや
クレジットカードの明細を
自動で取り込んでいると
大きく変わります。

お客さまはあくまで6月末までの
取引をクラウド会計ソフトに
登録します。

その連絡を受けた税理士が
6月末までのデータをチェックする。

ここまでは「過去」会計の
仕事と同じですが、
クラウド会計ソフトには7月10日、
その日までのインターネットバンキング
やクレジットカードの明細が
取り込まれています。

※クレジットカードについては会社によって
締め日にならないと連動されないカードも
あります。

すると、
「過去」の会計だけでなく、
「今」の会計のデータも
確認できるんです。

「今」の
預金残高がどれぐらいあって、
カード払いで将来引き落とされる
金額がいくらになっているのか
なんてことが分かります。

税金の支払いが終わっているか、
月の締め支払後の預金残高が
どれだけ残っているか確認したり。

そのデータに基づいて経理業務を
行えば、リアルタイムに近い
会計情報もできあがりますよね。

あるお客さんの場合、
毎月10日に前月分の
給与計算をして
インターネットから
振込をされます。

それと同時に
クラウド会計を立ち上げて、
給与の取引を登録して、
インターネットバンキング
からデータを取り込む。

それまでに売上とか仕入の
データ登録も終えているので
毎月10日には試算表という
レポートも完成し、
前月分の利益を
確認することができます。


しかもそれほど手間を
掛けずにできるのも
ポイントですね。

まとめ

単なる「過去会計」じゃ
「今」に近付く会計を
目指すかどうか。


クラウド会計ソフトを選ぶ際の
一つの判断材料に
してみてください。

【編集後記】

昨日は長男の保育園の
運動会でした。

が、会場に到着するなり
次男のオムツセットを
忘れてきたことに
気付きました・・・。

一瞬、家に取りに帰ることを
考えましたが。

近くのコンビニに
行くとありましたね。

数枚だけのオムツや
おしりふきも売っていました.。


いざとなれば
コンビニでおむつセットが揃う。


この事実を知ることが
できてよかったです(^^;


【昨日の1日1新】
・オムツセットを外出先で調達
・長男とデカパン競争に出場

【昨日の1日1捨】
・PCのゴミ箱(Windows側)を空にする

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