把握することからはじめましょう。
豊富なメニューや商品が裏目に出ることも
メニューや商品が豊富に
揃っていることは
お店や会社にとっての
魅力になります。
お客さんからすると
選ぶ楽しみにつながりますし、
好みにあったものが見つかる
可能も高まりますよね。
だからといって、
メニューや商品を
増やし続けると
どうでしょうか。
中には売れない
メニューや商品も
出てくるかも
しれませんよね。
その売れないメニューに
必要な材料や商品自体は
仕入れたものの
売れないので
捨てないといけない、
なんてことになるかも
しれません。
お店や会社にとって
マイナスになることも
ありますよね。
そのメニューや商品に儲けは分かりますか?
豊富に増やした
メニューや商品。
どれが高いか安いかは
価格表を見れば一目瞭然
ですが、
どのメニューや商品が
どれだけ儲かるかは
分かるようになっている
でしょうか。
飲食店であれば、
メニューごとにどれだけの
材料費が掛かっていて、
一品売れるといくら儲かるのか、
その儲けの割合(粗利率)は
いくらなのか。
製造業だったら、
一つの商品を作って、売るのに
どれだけの材料費や外注費、
送料などが掛かっていて、
一つ売れると、いくら儲かって
その儲けの割合(粗利率)は
いくらなのか。
これが分からずに売るのと
分かっていて売ることには
どんな違いがあるでしょうか?
一つ一つのメニューや商品の
儲けの割合が把握できていれば、
お店や会社の利益をアップ
させるヒントも見えてきますよね。
儲けの割合の少ないメニューや商品
をやめて、儲けの割合の多いものに
置き換えていく。
主力のメニューや商品で
売るのを止めることができないの
であれば、材料費や外注費、
仕入金額の見直しができないかを
考える。
それだけで利益がアップする
可能性も高まります。
中小企業の場合、
メニューや商品ごとの
儲けの割合がきちっと
把握されていないことも
少なくありません。
経営者や店長などの管理者の
頭の中には入っていても
従業員全員は把握できていない、
といったこともあります。
もし、
飲食店のアルバイトさんが
メニューごとの儲けを知っていれば
どうでしょうか?
お客さんからオススメを聞かれた
ときの答えも変わってきませんか。
まとめ
お客さんの数や商品の販売数が増えて、
売上が増えるかどうかは
コントロールできませんよね。
けれど、
今、売っているメニューや商品の
儲けの割合を把握して、
コントロールすることは
できます。
売上じゃなくても、
利益に着目すれば
できることは
まだまだありませんか。
【編集後記】
昨日、ある駐輪場に自転車を
とめたときのこと。
満車になっていたので、
その駐輪場をあきらめて
別のところへ移動しよう
しました。
すると、駐輪場の建物
の中から人が出てきて
短時間の利用なら
止めていいよ、と
言って頂き助かりました。
ちょっとことでも
臨機応変に対応してもらえると
嬉しいものですよね^^
しかも駐輪場から帰るときには
その人から駐輪場運営の実態を
教えていただたりして
少し勉強にもなりました^^
【昨日の1日1新】
・ある駐輪場の経営者の人から駐輪場運営の実態を聞く
【昨日の1日1捨】
・自宅にある不要書類