見え方だけで判断しない。
70%と10人中7人
SNSやニュースなどで
流れてくる情報は要注意。
そう感じる情報がありました。
「○○になる人が70%に達しています。」
この情報を見ると
70%もの高い割合で○○になってしまう
と判断してしまいかねませんよね。
○○にならないように
気をつけないといけない。
情報を受け取った人に
こうした印象を持って欲しい。
情報を発信する側は
このような思いを持っている
可能性があります。
で、よくよくこの情報を
詳しく確認していくと
70%の計算根拠が
10人中7人が○○になった
というものだったのです。
10人中、というデータではなく
1,000人とか10,000人というデータで
調べた結果で70%という割合
が計算されたのであれば
70%という割合にも納得できるのですが。
10人というデータが対象だと
たまたま7人が集まった可能性
だってありますよね。
割合を見るときは分母の数も確認すること。パーセントだけだと誤る。
割合のデータを見聞きするときに
注意しないといけないことは
分母の数も確認する
ということです。
10人のデータから計算された
70%という割合。
10,000人のデータから計算された
70%という割合。
確かにどちらも間違いではありません。
けれど10人のデータと
10,000人のデータを比べると
データの信頼性という面では
どうでしょうか。
売上50%アップ!
1,000万円から1500万円へのアップ、
1万円から1.5万円のアップ。
どちらも売上50%アップです。
とはいえ
50%アップを達成する難易度は
大きく変わりますよね。
割合の数字を見る時は
分母の数も確認して
初めてその意味やデータの信頼度
が分かるわけです。
偏ってないかは自ら確認する
日々、様々な情報が流れてきます。
どんな情報からどんな判断をするかは
結局のところ自分次第です。
だからこそ流れてくる情報を
そのまま受け止めるのではなく
偏っていないかを
見極めていきたいですね。
【編集後記】
昨日は息子達と
祇園祭りの山鉾見学
に行ってきました。
長男は勇気を出して
山と鉾の違いを質問して
教えてもらうなど
親子ともども学びの多い1日
になりました^^
【昨日の1日1新】
・次男初めての祇園祭り山鉾見学
・鯉山の手ぬぐい