割合を見るときは分母の数も確認すること。パーセントだけだと誤る。

見え方だけで判断しない。

20210724

70%と10人中7人

SNSやニュースなどで
流れてくる情報は要注意。

そう感じる情報がありました。

「○○になる人が70%に達しています。」

この情報を見ると

70%もの高い割合で○○になってしまう

と判断してしまいかねませんよね。

○○にならないように
気をつけないといけない。

情報を受け取った人に
こうした印象を持って欲しい。

情報を発信する側は
このような思いを持っている
可能性があります。

で、よくよくこの情報を
詳しく確認していくと
70%の計算根拠が
10人中7人が○○になった
というものだったのです。

10人中、というデータではなく
1,000人とか10,000人というデータで
調べた結果で70%という割合
が計算されたのであれば
70%という割合にも納得できるのですが。

10人というデータが対象だと
たまたま7人が集まった可能性
だってありますよね。

割合を見るときは分母の数も確認すること。パーセントだけだと誤る。

割合のデータを見聞きするときに
注意しないといけないことは

分母の数も確認する

ということです。

10人のデータから計算された
70%という割合。

10,000人のデータから計算された
70%という割合。

確かにどちらも間違いではありません。

けれど10人のデータと
10,000人のデータを比べると
データの信頼性という面では
どうでしょうか。

売上50%アップ!

1,000万円から1500万円へのアップ、
1万円から1.5万円のアップ。

どちらも売上50%アップです。

とはいえ
50%アップを達成する難易度は
大きく変わりますよね。

割合の数字を見る時は
分母の数も確認して
初めてその意味やデータの信頼度
が分かるわけです。

偏ってないかは自ら確認する

日々、様々な情報が流れてきます。

どんな情報からどんな判断をするかは
結局のところ自分次第です。

だからこそ流れてくる情報を
そのまま受け止めるのではなく
偏っていないかを
見極めていきたいですね。

【編集後記】

昨日は息子達と
祇園祭りの山鉾見学
に行ってきました。

長男は勇気を出して
山と鉾の違いを質問して
教えてもらうなど
親子ともども学びの多い1日
になりました^^

【昨日の1日1新】

・次男初めての祇園祭り山鉾見学

・鯉山の手ぬぐい

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