見えないところに気を配る。
福井県の幸福度
一昨日、昨日と
お墓参りと併せて
福井県にある恐竜博物館
に行ってきました。
お盆の期間は大混雑する、
という情報があったので、
8時30分の開館時間を狙ったことが
功を奏したのか、
駐車場や入館も待つことなく
スムーズにいきましたね。
ただ、
博物館以外にも遊ぶところが多く、
1日では全てを回ることが
できませんでした。
恐竜好きの次男は
また明日も行きたい、と。
1年以内にはまた来ることに
なりそうです。
福井と言えば、
先日こんなランキングを目にする
機会がありました。
幸福度ランキングで日本一
2018年度での日本一だけでなくて
過去を遡っても
複数の研究期間の調査でも
日本一になっているようですね。
数字だけでは分からない
幸福度ランキングとは
健康や文化、仕事、生活、教育
といった複数の角度から
数値化された指標での
都道府県別ランキングを基に
総合的な幸福度のランキングを
決めるというものです。
福井県のホームページによると
2018年度のランキングでは
・正規就業者や女性の就業率
・共働き率
・持ち家率
で全国1位になっているそうです。
さらに
・有効求人倍率
・3世代同居率
・全国学力テスト、全国体力テスト
でもトップクラス、
だそうです。
対象となっている指標の中での
ランキングが高ければ
総合的な幸福度ランキングでも
上位になるということですね。
確かに客観的な指標の数値で
幸福度ランキングを決めているので
間違いではありません。
ただ、数字では見えないこと
もあったりしますよね。
幸福度ランキングが全国1位
ということと
実際に住んでいる人が
全国1位の幸福を感じているか
は必ずしも一致するわけでは
ありません。
ネットでも、
幸福度日本一に違和感を感じている
福井県に住んでいる人の声が
紹介されていたりもします。
さらに福井に住んでいる方が
どんなことに幸せを感じるのか、
幸せの実感を高めために
どんな行動が必要か、を探る
プロジェクトもあります。
「ふくい×AI 未来の幸せアクションリサーチ」
私自身も仕事がら
様々な会社やお店の
数字を見ます。
業績がいいところもあれば
業績が厳しいところもあります。
ただ、目に見える数字
だけでその会社やお店のことを
判断してはいけない。
とも感じています。
いくら業績がいい、
からといって課題がないかというと
そうでもありませんし、
経営者や社員さんが幸せを
感じているとも限りませんよね。
数字だけでは分からないし、
数字だけで判断しないように
しないといけません。
数字で見えないところに気を配る
数字を見る仕事だからこそ
数字では見えないところに気を配ること
が欠かせません。
もちろん
きっかけとしては
数字から考えることも多いです。
売上が伸びている企業であれば、
なぜ、売上を伸ばせているかの
理由を確認するでしょう。
一方で、売上が伸びているからこそ
今後に向けて気を付けないと
いけないこともありますよね。
市場規模を考えると
これ以上に売上増加は望めない、
これ以上の売上増加が続くと
社員さんに負担が掛かる。
なんてこともあるはずです。
数字には表れていないことに
気を配り、
漠然と抱えている不安を
いかに言語化して、
今後の行動を決めること。
数字だけを見て判断すること
のないようにしたいですね。
【編集後記】
幸福度ランキングは
別として、
わが家の息子たちは
「福井、良かったね〜」
と何度も言っていました(^^)
【昨日の1日1新】
・福井県立恐竜博物館
・かつやまディノパーク