定期的に事業の目的を再確認しておくこと。今の環境に合っていますか。

見失っていませんか。

20210703

事業の目的に何を掲げているか

何のために事業をしていますか?

こんな質問をすると

「売上を上げて自分自身や社員が生活できるようにするため」

という答えを聞くことが
たまにあります。

生きていくため
生活のために
事業を行う。

それぞれがどんな目的で事業を行うか、
ということには間違いはありません。

その人が考える目的が
その人にとっての正解ですからね。

ただ、
売上を上げることを目的にしている場合と
売上を上げることとは別の目的
掲げている場合では
事業への向き合い方も変わる。

様々な経営者の方と接する中で
そんな違いを感じます。

定期的に事業の目的を再確認しておく

売上を上げることが事業の目的
という経営者がいる一方で

自分自身や社員だけに留まらず
業界全体を盛り上げたい 

社会問題を解決したい

困っている人を減らしたい

新たな価値を生み出したい

いったことを事業の目的に
している経営者もいらっしゃいます。

どちらがいいとか悪いという
話しではなくて、

事業の目的が何かを明らかにすること 

はとても大切なことだと考えています。

経営者自身が何のために
事業をしているのか
を見失ってしまうと、
ある日突然、その事業を
投げ出してしまう、
なんてことがあるかもしれません。

事業の目的が明らか
になっているからこそ
何としてでも
その目的を達成しようと
行動する動機が生まれますよね。

さらに、
事業の目的が何かを

定期的に再確認しておくこと

も欠かせません。

環境が大きく変化するなか
売上の構造が変わり
これまでの事業のままでは
成り立たないケースがあります。

まずは売上を確保することが
目的だったけれど
一定の売上を確保することができて、
新たな目的設定が必要な
タイミングを迎えているケース
だってあるかもしれません。

環境の変化、自社や自身の変化
に照らし合わせて

自ら掲げている事業の目的に違和感を感じないか

を確認しておきたいものです。

再確認できる環境を作る

経営者自身が目の前の仕事、
目の前の売上や利益ばかりに
意識が向いていると

どうしても事業の目的を再確認する機会
も失ってしまいかねません。

そうならなためにも
自ら再確認するための
環境を作っておきたいものです。

毎年事業の計画を立てて
社員に発表する機会を作る。

再確認の場を用意してくれる
外部の専門家に依頼する。

見直した事業の目的などを
ホームページやSNSなど通じて
発信する。

意思の力よりも
環境の力を活用したいですね。

【編集後記】

昨日も終日の事務所勤務で
季節の業務をしながら
経営のミーティングの議事録を
まとめたり、
次週のミーティングの準備
を進めていました。

期限の近い仕事は少ないものの
こうしたときに油断しないように
しておきたいものです(^^;

【昨日の1日1新】
・とくになし

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