忙しいだけで採用しないことです。
人手が足りないからもっと採用したい、採用しておきたい
「人手不足倒産」
こんな言葉を聞くこと
ありませんか?
企業やお店で仕事はあるのに
働く社員さんが足りない。
だから
仕事を受けることができない、
売上を減らさざるを得ない、
今いる社員にしわ寄せがきて
その社員も退職してしまう。
そのため事業も続けることが
できなくなって倒産してしまう。
それを
「人手不足倒産」
というようですね。
実際に私のお客様のところからも
社員さんやアルバイトさんを
もっと増やしたい、
そんな声が聞こえてきます。
社員の採用を考えるときは欠かさずに。固定費が増えても大丈夫?
「人手不足倒産」
を防ぐため手段の1つは
社員さんの採用です。
中小企業だと
採用活動の責任者が
経営者自身で
あることも
少なくありません。
社長の頭の中で、
だいたい何人ぐらいは採用したい、
あの部署、あのポジションで
働いてもらいたい、
そんなイメージがあるものです。
そんな社員の採用を
考えるときに
必要なことは、
増加する固定費を意識しておくこと
です。
正社員を採用すると、
その時点で
毎月の人件費という固定費が
増えてしまいます。
今は売上も増えているので
多少固定費が増えても大丈夫。
そうは考えていても
1年を通してその固定費の増加を
まかなえる売上や粗利益の確保は
できるでしょうか。
こういうときには
西順一郎先生のSTRAC表を元に作られた
和仁達也先生の「お金のブロックパズル」
で確認するとわかりやすいです。
この例だと
なんとか今の売上でも大丈夫だけど、
半分に減った利益で借入の返済は
大丈夫でしょうか…。
逆に何人まで採用しても大丈夫か、
売上目標はどう変わるのか、
そんなことも確認しておきましょう。
この例だと
売上25%アップが見込めるなら
採用しても大丈夫そうですね。
増加する固定費を把握しておくと
採用活動中にどうしても採用したい、
そんな応募者が複数出てきても
採用できるのか、採用できないのか
の判断もできますよ。
まとめ
社員の採用を考えるときは
固定費が増えても大丈夫か?
を確認しておきましょう。
逆に何人までなら
採用しても大丈夫か。
採用した後の売上目標は
いくらになるのか。
採用活動をするときに
これを把握しているか
していないかが大きな差
になりますね。
【編集後記】
企業の人手不足のことを
調べていたらこんなサイト
を見つけました。
中小企業・小規模事業者のための
人手不足対応事例
まだいくつかしか事例を
確認してませんが
参考になる事例も
ありそうです^^
【昨日の1日1新】
・次男の保育参観