他責と自責のバランス

まわりの環境も確認してみましょう。

20190415

他人にせいにしない、とは言うものの

「こうなったのはパパのせいだよ」

「パパが悪いよ〜」

最近は減りましたが、
少し前に長男がよく言っていた
セリフです。

何か良くないことが
起きたときに
すぐにこういった言葉が
出てきていたんです。

本当にパパが悪いときも
ありますが。。

そうではないときもあります。

そんなときには

「すぐに○○のせい、と言うのはよくないよ」

と言ってきました。

他人のせいにする前に、
自分でもっとできたことも
あるはずです。

そもそも
自分で考えて
自分で取り組んだこと
であれば、
もし上手くいかなくても
誰のせいにすることでも
ありませんよね。

他責と自責のバランス

ものごとの原因を
他人の責任、つまり他責で
考えるのではなく、
自分の責任、自責で
考えないといけない。

他責ではなく、
自責で考える習慣を持った方がいい。

なんてことを
よく言われますよね。

私も子供に対して
同じようなことを
言っていますしね。

他責でモノゴトを考えていると
いつまでたっても問題は解決しないし、
自分の成長にもならない。

だから自責で考えよう、
と言われるわけです。

でも、
他責で考えることがいけないか、
というとそうでもなさそうです。

例えば、
ミスをしたり、トラブルを起こした
社員さんがいた場合、
経営者の方からすれば、
その社員さんが悪いとか能力が足りない、
といった受け取り方をするかも
しれませんよね。

その社員さんに対して、
自責で考える思考のもとに
もっと反省しなさい、とか
もっと努力しなさいという
メッセージを送るわけです。

でも、
ここで他責の考え方を
もっておくと
どうでしょうか。

そもそも
ミスやトラブルが発生しやすい
仕事のやり方だったり、
仕組みがあるんじゃないか、
という発想も生まれますよね。

注意が足りなかった点も
あるものの
そもそもミスやトラブルが
発生しにくい環境に
変えていこうという
取り組みにもつながります。

他責がダメで自責で考えよう、
ではなくて
他責と自責のバランス、
それぞれの視点で考えた方が
いいですよね。

しくみを変えて解決する

中小企業の経営者の方から
経営がドンブリ勘定になっていて
根拠ある数字に基づく経営が
できていない、
といった声をお聞きすることが
あります。

そのため

「これまでのやり方がよくなかったんです」

と自責思考での
声もお聞きしたりもします。

とは言うものの、
経営者の自身だけの
責任でもないと考えています。

例えば、
関わってる税理士や
会計事務所の担当者が
経営判断につながる数字の情報を
提供していたり、
経営数字に基づく経営の
必要性を伝えていれば
どうでしょうか。

計画を立てて、
毎月の数字を確認して、
経営判断をする際にも
根拠のある数字に
基づいて判断する。

他責思考を取り入れて、
そんな仕組みづくりに
一緒に取り組んでくれる
パートナーを見つける
方法もありますよね。

【編集後記】

昨日も土曜日に続いて
自宅でゆっくり過ごしたことで
体調不良だった次男も
元気になりました(^^)

新年度スタートの1週間で
家族全員疲れが溜まっていましたが、
週末に休んで回復してきました。

休みも大切ですね(^^;

【昨日の1日1新】
・AmazonPrimeのりもの旅行番組

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