できるところから取り組むしかない。
売上は相手次第
まだ、事業を続けるために
必要な売上を確保できていない。
そんな状況であれば、
どのように売上を増やすか、
について考えますよね。
客数を増やすのか、
客単価を増やすのか。
あるいはリピート率を高めるのか、
新たな商品やサービスを提供するのか。
何が有効かを考えて
試していきますよね。
とはいえ、
その試したことが売上につながるかは
あくまで相手次第になります。
商品やサービスを購入してくださる
お客様が判断しないかぎり
売上にはつながりません。
そういう意味では
売上を確保することは
どこまでいっても不確実なもの、
とも言えますよね。
売上は相手次第、経費は自分次第。できるところからコントロール。
売上を確保できるかどうかは
お客様が購入するかどうかという
判断によって決まるので
あくまで相手次第であり、
コントロールできるもの、
ではありません。
ましてや最近であれば
国や地方自治体から
営業時間の短縮や
テレワーク実施の要請が
出ることもあります。
そうなると
売上を確保することが
一層厳しくなることだって
ありますよね。
一方で、
自ら支払っている経費
となるとどうでしょうか。
その経費を支払うかどうか、
は他人が決めること
ではないはずです。
経営者自身、企業自身が
支払うかどうかを判断して
経費の支払いをしている
わけですよね。
中には
取引先との関係上、
事業を運営する以上、
支払わないといけない経費も
あるかもしれませんが
全てではないはずです。
本当に必要な経費かどうか
を確認して、
支払いを続けるかどうかは
コントロールできますよね。
事業に対してどれぐらいの
経費を掛けるのか、
は自分次第です。
経営者自身が決めること
もあるでしょうし、
一部の権限を社員さんに
委ねているとしても
その判断をしているのは
経営者自身です。
もし、まだ経費のコントロール
をしていないのであれば
利益を生み出すチャンス
とも言えます。
現在の経費の状況を確認して、
1つ1つ見直すこと、
現在の経費の支払い状況に応じて
金額が多いところから見なすこと
も有効です。
売上を確保することが不透明な時こそ
経費の状況を確認して
コントロールできる状況を
作りましょう。
毎月発生する経費を減らすことができれば、
確保しないといけない売上の基準を
下げることができます。
売上を増やすことと同じ効果がある
といっても過言ではありませんよね。
しかも、相手次第ではなく
自分次第でコントロールできるです。
数字に触れる環境を用意する
中小企業の経営者の方の中には
売上や通帳の数字を見ること
があったとしても、
毎月の経費や利益を見ていない、
見ることができていない
ケースもあります。
そのような状況であれば
当然コントロールできるはずの
経費もコントロールできませんよね。
そうならないように
経営者の方に数字に触れて頂く環境
を作ること
も数字に関わる専門家に
必要な役割だと考えています。
会計ソフトを直接確認する、
定期的な打ち合わせの機会を設けて
現状の経費、利益の状況を確認しながら
経営判断できるようにする。
コントロールできるところを
コントロールする、
できるところから確実に行うことから
取り組んでいきたいですね。
【編集後記】
昨日、一昨日と長男の小学校が
給食なしの午前中のみの授業
だったので昼食時に帰宅し
長男と昼食を取りました。
昨日は外出先からの帰宅時に
パン屋さんで菓子パンを昼食に。
久々の菓子パンで嬉しかったのも
あるのかもしれませんが、
小学校低学年にして
食欲は私を上回っていますね(^^;
【昨日の1日1新】
・とくになし