売上を分解して見てますか。見えるしくみを取り入れる。

見えてくるものが変わります。

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可能な限り分解したデータを集める

お客さまとはクラウド会計ソフトを
通して会計データを共有しています。

会計データの中でも
勘定科目に補助科目を設定することで

「売上高」 100万円

という情報だけでなく

「売上高」ー「A社」 80万円

「売上高」ー「B社」 20万円

という取引先別のデータだったり

「売上高」ー「ディナー売上」 200万円

「売上高」ー「ランチ売上」   50万円

というカテゴリごとの売上まで
確認できるような仕組みを
お客さまと作っていきます。

ただ、売上高に関しては
会計データだけに留まらず
可能な限り、それ以上のデータも
ご提供いただけるようにも
しています。

POSレジデータを共有して頂いたり
Excelで作成した日別の客数、組数の
データなど。

もし、こうしたデータを残す環境が
なければそれをどう作っていくか
も一緒に考えていくんです。

売上を分解して見てますか。見えるしくみを取り入れる。

たとえば、
ある2店舗経営の飲食店の
1ヵ月の売上の情報が

売上高 1,000万円

という情報しかなければ
どうでしょうか。

1,000万円の売上があった場合の
原価率がいくらで
粗利益額がいくらになるか、
経費を差し引いた利益が
いくら残るか、
といった確認はできます。

けれど、
1,000万円の売上の内訳は
まったく分かりませんよね。

店舗別の売上がどうだったのか、
店舗以外にも通信販売や
その他での売上があるかもしれません。

店舗での売上にも種類があって
店内での売上もあれば、
最近であればテイクアウトやデリバリー
を始めているかもしれません。

さらに分解すると
店内の売上もランチとディナー、
フードとドリンク、
アラカルトとコース
と分けていくことができます。

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こうして売上を分解して
見ることができれば、
その数字を毎月チェックする
ことができれば、

・お店の状態がどう変化しているのか

・どこに力を入れていけばいいか

といったことを
考えいくことができますし、
これから何を取り組めばいいか
も考えていくことができます。

できることがまだまだあることを
確認できますし、
何をすれば、どれだけの売上を
確保できるかも検討できますよね。

やることとやらないことを決めるため

売上を分解して確認することで、
売上につながることだから、
といってやることを増やしていく。

人もお金も時間も限られている
中小企業では限界がありますよね。

やることを増やせば増やすほど、
それぞれに掛けられる力が
分散しまうリスクも生まれます。

そうしたときに
分解した売上のデータがあって
その数字がどう変化しているかの
確認ができる状態になっていれば

やることとやらないこと

を決めて、
効果のあるところ
強みを発揮できるところ
に集中していくこと
ができますよね。

【編集後記】

昨日は事務所へ出勤し
来週のお客さまとの打ち合わせ準備。

決算申告を終えたお客さまの
先1年間の納税額の試算もできたので
あとは打ち合わせでどんな行動を
していくかを決めて頂くだけですね。

【昨日の1日1新】
・大阪休業要請外支援金のQ&A
・こがねむしクラブ かねぐるで計画作り

【お知らせ】
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