ゴールから逆算で。
年間の売上目標金額が決まっていないと
毎月のおおよその売上目標額は
決まっているけど、
年間の売上目標だったり
経費や利益の計画までは
立てていない。
そのような経営者の方も
いらっしゃると思います。
年間の目標が決まっていないと
とにかく毎月の売上目標をクリアすること
が目標になってしまいますよね。
今月の売上目標がクリアできそう、
という見込みが立っていても
また来月は同じ目標をクリア
するための動きが必要に
なってしまいます。
長期的にどんな戦略で
事業を続けていくか、
という発想よりも
いかに毎月、毎月、
今月、来月の売上を確保するか、
短期的な思考になってしまうのでは
ないでしょうか。
年間の売上目標金額をいつ達成できるか。目標まであといくらで考える。
毎月の売上目標しか設定しないと、
毎月どうやってその売上目標を
クリアするか、
短期的な売上確保を目指す
思考になりかねません。
一方で、
年間の売上目標の金額が
明確に決まっていれば
どうでしょうか。
仮に、
年間の売上目標金額が 6,000万円
だったとしましょう。
単純に12ヶ月で割ると
1ヶ月500万円の売上目標
になります。
けれど、
必ずしも毎月500万円の売上を
達成しないといけないわけでも
ありませんよね。
あくまで年間売上6,000万円を達成すれば、
人件費やその他の経費、税金や
借入の返済を問題なく行うことができる
状態だった場合。
3ヶ月ごとに1,500万円の売上を
達成するための戦略として
大口の案件を受注する方針を
取ることもできます。
前半の6ヶ月で6,000万円の売上を
目指して
後半の6ヶ月は翌年以降に向けた
準備期間に充てる、
という方針も取ることができますよね。
半年を経過したときに
既に売上実績が4,000万円あって、
受注していて売上が見込める金額も
1,000万円ある状態であれば、
残り半年で1,000万円の売上確保を
考えればいいことになります。
年間の目標売上金額をいつ達成できるか
目標まであといくらで考えると、
目標に近付くことでの安心感や余裕にも
つながりますよね。
理想の決算への目標額を確認しよう
計画というほどのものでなくても
お客様とは理想の決算にするための
年間の売上目標を確認して頂きます。
1ヶ月の売上をどう達成するか、
の発想から抜け出して
年間の売上をどうしていくか、
2年後、3年後の売上はどうしたいか
理想の決算を確認するように
したいですね。
【編集後記】
昨日の午前中は
日本キャッシュフローコーチ協会の
有志メンバーが集まり
Zoomでフリーディスカッション
を行いました。
現状の取り組みを共有したあとは
それぞれの課題について話しあい
他のメンバーからとても
参考になるフィードバックを
してもらいました。
得意分野が異なるメンバーで
集まると新たな視点の気付き
を得ることができて
ありがたいです^^
【昨日の1日1新】
・とくになし