決算申告を終えたら取り組むこと。これからの税金の確認とお金の用意。

来年に向けての準備スタートです。

20200604

決算申告を終えた後の打ち合わせが大切

5月に決算・申告を行うお客さまについては
6月に決算・申告後の打ち合わせを行っています。

打ち合わせの内容としては
今回行った決算の振り返りと
次の決算に向けて行うことの確認です。

決算の振り返りについては、
もともと決算を迎える前の打ち合わせで
利益や税額の見込額を共有しているので
さらっと行うことがほとんどです。

それよりも
次の決算に向けて行うことの
確認が大切になります。

今回の決算を踏まえて、
会社としての課題を確認したり、
今後の目標に向けて何をしないと
いけないかを確認したり。

税務顧問だけの契約のお客様とは
このタイミングで決めたことが
次の1年を左右することも少なくないので
決算申告を終えた後の打ち合わせが
大切になってくるんです。

決算を終えたらこれからの税金の確認とお金の用意。

この決算申告を終えた後の打ち合わせで行う
大切なことの1つは

これから先、1年間で発生する税金の確認

です。

前期の決算申告で支払った
法人税や消費税の金額によっては、
次の決算申告までに、
法人税や消費税を前払いする義務が
生まれます。

いつ、いくらの支払いが発生するのか
を確認しないといけません。

また、次の決算までの
売上、原価、経費の見込額を確認し、
来年の決算での利益と税金の見込額
を確認します。

決算で赤字が予想される場合には、
売上の計画を上方修正して頂くことも
このタイミングで行います。

来年の決算で支払う
法人税や消費税の支払見込み額を
確認できれば、
そのお金をどう確保しておくか
も考えないといけません。

そのために頂いていることが

税金を支払うお金を貯める口座を用意して定期的にお金を移して確保する

ということです。

例えば、

・半年後に200万円の消費税

・1年後に250万円の消費税と100万円の法人税

の支払いが必要になることが分かれば
年間で550万円の税金の支払いが
必要になるわけですよね。

あとは、
この550万円を
税金用口座にどう移していくかを
考えていただくわけです。

売上や利益を増やすことより、お金を残すこと

いくら売上や利益を増やしたとしても、
手元のお金がなくなると経営を
続けていくことができません。

お金がなくならないように
金融機関から融資を受けることも
必要ですが、
まずは

・稼いだ利益の中から税金を支払い

・税金を差し引いた後の利益と減価償却費との合計額から借入金の返済をする

状態を目指さないといけません。

これから先1年間の借入金の返済額は
返済予定表を確認すれば分かります。

さらに税金の支払額を確認できれば、
1年間で残さないといけないお金、
生み出さないといけないお金が
はっきりします。

税金がいくらになるか分からない、
そんな不安は決算の1年前に解消
しておきましょう。

【編集後記】

昨日は定期的に近況報告や情報共有を
している方とのZoomミーティングを
行いました。

来月に向けてお互いに取り組む
宿題を共有したので、
しっかり取り組まないと
いけませんね。

【昨日の1日1新】
・パイロット Vコーン

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