先手を打っていきましょう。
先が見えません
コロナウイルスによる影響が
大きくなってきました。
飲食店さんであれば
この2月の後半から
予約のキャンセルが増えて
売上減少という影響が
出てきています。
旅館業をされているところなどでは
見込んでいた売上の2〜3割の売上に
落ち込むなんて話も聞きます。
3月に入るとより
自粛ムードの高まりもあって
業種によっては
一層の売上が減ることも
見込まれますよね。
さらに、
この影響も
いつ終息するかも分からず
先がみえない状態です。
とはいえ、
先が見えないからといって
先を見ずに何もしない、
という訳にはいきませんよね。
先が見えないから先を見る。これからの事業のお金を確認する。
先が見えない状況だからこそ
より先を見ることが
求められます。
会社やお店、事業を続けていく上で
欠かせないものがお金です。
たとえ売上が減ったとしても
お金さえ残っていれば
事業を続けていくことが
できますよね。
この状況がどこまで続くか
まだ見えませんが
厳しい状態を乗り切れるお金があれば
今後に向けて動き出していくことが
できるわけです。
じゃあ、
そのお金があるのかどうか、
今後、いつまで残るのかどうか
は把握しているでしょうか。
まずは入ってくるお金ですが、
今後の売上がどう変動するか
なんて分かりません。
10%減なのか、
20%減なのか、
それ以上なのか。
一方で、
出て行くお金の見込みは
つくはずです。
毎月の人件費、
その他の家賃や広告宣伝などの
固定費がどれだけ掛かっているか。
借入金の返済を毎月どれだけ
行っているか。
毎月出てお金は計算できますよね。
毎月500万円出ていくことが
分かっている。
あとは
売上から原価を引いた粗利益、
売上から変動費を引いた限界利益
がいくらになるのかを考えます。
売上が500万円で
原価が100万円であれば
差し引きの粗利益が400万円です。
お金の入りが400万円で
お金の出が500万円。
毎月100万円ずつ
お金が減っていきます。
現在の預金残高が
1,000万円であれば
10ヵ月ぐらいは持ちますが
それ以上はお金が回らなくなる
ことが予想されます。
ここまで分かれば
何をしないといけないか、
も分かりますよね。
先手を打っていく
先ほどの例であれば、
お金がなくなって
回らなくなる前に
お金を借りて調達する。
コロナウイルスの影響による
業績悪化に対しては、
融資制度が発表されています。
※京都市の場合
毎月の経費を見直して
経費を削減して固定費を
減らす。
先手を打っていくことで
お金がなくなるまでの
時間を稼ぐことができます。
時間を稼ぐことができれば、
今の状況で新たな対策を
考えて実行することも
できますよね。
【編集後記】
昨日は1日、事務所でのお仕事でした。
いろいろお問い合わせを頂いたり、
金融機関の方とお会いしたりと
月初に入り多くのご連絡を頂きましたが
それだけ頼りにして頂けることが
ありがたいことだと感じました(^^
【昨日の1日1新】
・あるレンタカーの会員登録