売上は分解した数字で追いかける。具体的な行動への結びつけ。

分解した数字を確認しましょう

20220701

難易度の高い売上目標の実現可能性を探る

「新たな取り組みを行うので
これまでよりも高い売上目標を立てたい」

こんなお話しを伺うことがあります。

新たなサービスや商品の提供、
新しい拠点の開設など
新たな取り組みを行うので
それに伴って売上も増えるけど
その目標を設定したい。

まだ実現したことのない売上
を目指すとなれば
当然その難易度も上がります。

ただ、売上の金額だけ見れば難しい
と感じることであっても
その数字を分解していくことで
実現可能性を探っていくこと
ができるんです。

売上は分解した数字で追いかける。具体的な行動への結びつけ。

これまでにない売上の目標金額。

ただ売上の金額だけを見ていると
難易度が高いと感じて
実現できない、と諦めてしまう
ことになりかねません。

それを防ぐためにも

売上の金額を分解した数字で追いかけること

をお勧めしています。

どのように分解するか、
事業の内容や構造によって
変わります。

飲食店であれば

客数と客単価

に分解することを思い浮かべると
思います。

ただ、これだけでなく

店舗別やランチ・ディナーの時間帯別、
店内とテイクアウト

といった区分もできますよね。

あるいは、
フードとドリンクという区分だったり
アラカルトとコースという区分
もありますよね。

できるかぎり分解していこう
としてもきりがありませんので、
必要なことは

具体的な行動へ結びつけるため

の売上の分解です。

例えば、
コース売上の割合いを増やしたい
という思いがあれば
日常の売上の数字もコース売上とそれ以外
が分かるように記録していくわけです。

そしてそれぞれの客数と客単価を
把握することができれば、
コース売上をどうのように増やしていくか、
高価格のコースを用意して単価を引上げる、
コースの周知を図って客数を増やすのか、
方針を決めて、その方針に基づく行動
を考えることができるわけです。

行動ができるような言葉で表す

売上を増やしていこう

と声を上げたとしても
何をしていいか分からず
行動にはつながりませんよね。

一方で、

単価を引上げて売上を増やそう

という言葉になれば、

料金表の改定で価格をアップする
価格アップを理解して頂くよう価値を伝える努力をする
価格アップができる商品やサービスを用意する

といった具体的な行動に
結びつけることができますよね。

行動に結びつかないあいまいな言葉
を使ってしまっていないか
気をつけたいですね。

【編集後記】

昨日から個人の税理士事務所も
9年目に突入しました。

個人で独立してから経過した年数と
事務所勤務していた年数が並びましたが、
勤務と独立で同じ年数でも
経験できることが大きく変わりますね(^^)

【昨日の1日1新】

・SASAYAIORI+ 京都御苑

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