税金よりも資金繰りを優先すると視点がより先に向く

未来のことを考える時間に

20220630_1

決算での利益と税額の試算

それぞれのお客様とは
決算での利益と税額の試算結果を
一緒に確認するようにしています。

決算前の1、2ヶ月というタイミング
だけでなく、決算の1年前から
試算結果を確認し続けていくので、
今期の利益の状況、納税の見込額を
把握しながら事業を進めて頂くこと
ができます。

おかげで
申告書が完成して
納税額が確定し報告したときに

「税金が高いのでなんとかできないか」

といった反応されることも
ほとんどなくなりました。

税金より資金繰りを優先するための試算

決算時点の利益と税金の試算
を行う理由は、
納税資金に困ることがないようにすること
もありますが、

目指す利益を明らかにすること

という理由もあります。

利益に基づく税金を支払い、
そこから借入の返済をしたり
設備投資や将来に向けた積立て
をしていくために
赤字にならなければいいという判断ではなく
必要な利益を残す必要があります。

税金の支払、借入の返済を
滞りなく行うことができる資金繰り
を実現するためにも
目指す利益を明らかにして
その利益を残すことを目指さないと
いけません。

必要な利益を残すことができれば
事業を続けていく上での資金繰りの不安
も解消させていくことができるわけです。

当期の利益や税金の試算をするとしても
その目的が、

当期の税金の金額を抑えること

になっているとどうでしょうか。

税金を抑える対策として、
お金を使うことで
結果的に税金を低く抑えること
はできるかもしれません。

けれど、
実際に当期が終わり、
次年度に入り、税金の支払い
を済ませたときには
手元の資金が少なく
資金繰りの不安を抱えていては
意味がありませんよね。

視点をより未来に向ける

当期の税金だけでなく
税金の支払時期を含めた
来期の資金繰りを考える。

来期の資金繰りを考えるために
当期から来期に向けて
事業をどのように進めて
どんな見込みになるか
も考えないといけません。

すると自然に視点を
より未来に向けていくこと
ができるわけです。

将来を想定することで
今から取り組むことも
考えることができます。

最初は

「今期の税金を試算してみましょう」

という話しからスタートするのですが
自然と事業に未来を考える時間
になりますよね。

【編集後記】

昨日は午後から
オンラインミーティングを
2件行いました。

この暑さの中であれば
移動すること自体も極力
減らしていきたいですね。

【昨日の1日1新】

・Googleカレンダーのある設定

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