決算書・申告書を出すのは税務署だけじゃない。金融機関に出すことを意識する。

意識するかしないかでも変わりますよ。

20170816

決算書・申告書を作る時に意識すること

税理士の仕事というと、
お客様に代わって
税金の計算をして、
申告書を作って
税務署に提出すること。

もちろん
ただ計算して、
書類を作って
税務署に提出するだけ
じゃありません。

会社や個人事業主の方とは
事前に今年がどんな売上で利益に
なるのか見通しを立てて、
税金の予測もする。

それによって、
納税のためのお金を
どう確保して頂くのか、
節税のための対策を
打つのかどうかを
お客様と一緒に考えます。

で、これは
税務署に決算書や申告書を
提出することを意識して
行うこと。
だけではないんです。

もう1つ、税務署以外に
意識する先があります。

決算書・申告書を金融機関に出すことを意識する

決算書・申告書を提出するのは
税務署だけとは限りません。

金融機関から
お金を借りているとき、
新たにお金を借りようと思うとき、
住宅ローンを組もうとするとき。

こんなときに
会社や個人事業主の
決算書や申告書を
金融機関に提出しますよね。

当然、金融機関としても
お金を貸している、
これから貸そうとする立場から
その決算書や申告書を
確認するんです。

お金を貸していて大丈夫か、
これからお金を貸すための
稟議書を作っても大丈夫か。

そんな判断をしているんです。

だからこそ
決算書・申告書は金融機関に
提出するものという
意識を持っておくこと。

もちろん、
事業がとてもうまくいっていて
規模も拡大する予定もない
お金を借りることも必要ない。

こんな場合であれば
意識しなくてもいいですけどね。

決算の時になってはじめて
金融機関にも決算書・申告書を
出すからと意識しても遅いです。

1年が始まるときから
1年後の決算書・申告書を
金融機関に提出する、
そんな意識を持ってみませんか。

金融機関に出すことを意識するといいこと

決算書や申告書は
税務署に出すだけ。

と、考えると、
計算に間違いがないか、
税金をどれだけ抑えることが
できるか、
そんな意識だけになりがちです。

でも金融機関に出すことを
考えると意識も変わるはずです。

安心してお金を貸して
もらえるように、
売上も利益も
しっかり確保しよう。

今後、
店舗展開や事業の拡大も
予定しているから
新たな借入も受けられるように
売上や利益も今よりも増やそう。

去年出した決算書・申告書
よりもいい結果を残して
びっくりさせてやろう。

こんな意識を持ち続けて
1年を過ごすのと、
そうじゃないのを比べると
どうでしょうか。

意識があるかないかだけで
結果も変わるものです。

まとめ

個人でも会社でも
決算書や申告書を
税務署に出すものだけではなく
金融機関にも出すものと
意識を変えてみましょう。

そうすることで、
1年後にどんな決算書・申告書に
したいのかのイメージも
できあがります。

あとは1年掛けて
その理想の決算書・申告書
になるようを行動を
積み重ねていきましょう。

決算を迎えてからでは
遅いですしね。

【編集後記】

私自身も個人と会社の
決算書や申告書を
金融機関に提出しています。

大丈夫か?

と思われないような
結果が残るように
いつも意識しています(^^;

【昨日の1日1新】
・ホルン オレンジアンドカカオ
・BUFFALO LINKSTATION ファームアップデートアプリ

【昨日の1日1捨】
・事務所にある不要冊子

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