こんな考え方もありますよ。
国税庁より公表される資料から分かること
先日、国税庁のHPに平成26年度分
の会社標本調査結果が掲載されました。
「会社標本調査」とは、
税務署に提出された
法人税の申告書や
決算書の数字をもとに
日本の会社の実態について
調査されたものです。
この調査結果をみると、
資本金別、業種別の
日本の会社数の分布や
法人税を納めている
会社数などが分かります。
で、注目するところは
欠損法人割合です。
欠損法人とは
法人税の納税額が0円
となった会社のことです。
今年度赤字だった、
今年度利益が出ていても
前年度以前の赤字の方が
大きかった場合、
法人税は0円になります。
その欠損法人がどのくらい
あるのかという
法人欠損割合、
平成26年度は66.4%もあるのです。
66.4%もの会社は法人税を納めていない
ということです。
平成21年、22年度には
72.8%にまで増えていたので
それに比べ減ったとは
まだまだ多いですよね。
つまり、法人税を納めているだけで・・・
日本の会社のうち66.4%が
法人税を納めていない。
裏を返すと
法人税を納めている会社というのは
日本の会社の上位33.6%の
中に入るということです!
上位33.6%、
微妙と言えば、微妙ですが、
物は言い様です。
「税金を納めること」
はどうしても
マイナスイメージに
捉えがちです。
ですが、
「税金を納めている」
からこそ
他の会社よりも
成果を残しているとも
言えますよね。
納税できる業績を目指す
いろんな意見はありますが、
やはり利益を出して納税が
できるような業績を
目指すべきだと考えています。
利益があるから
従業員に還元することも
新たな投資をすることも
できます。
利益を出す
↓
納税する
(必要な節税はキチンとする)
↓
お金が残る
↓
新たな投資や人件費の
予算を確保する
こんな流れに
にしていきたいですね。
【編集後記】
本日は終日事務所にこもって
誰にも会わないようにしています(^^;
【昨日の1日1新】
・ミルクジャム
【昨日の1日1捨】
・PCの不要ソフトのアンインストール
※PCのSSDの空き容量が減って来たので、
連日減らしています。