共通するところがありますね。
※住んでいるのが町中でこんな建物だったら・・・、妄想です(^^;
初めてのマンション理事会に
昨日は
マンションの管理組合の理事になって
初めての理事会に参加してきました。
これまでも顔合わせで前理事の理事会や
マンションの総会には参加しましたが、
新しい体制になってからは初めての理事会。
どんな雰囲気で運営されるのか?
少しドキドキしながら参加しましたが、
そんな心配もすぐになくなりました。
過去にも理事の経験をされた方が
何人かいらっしゃたことと、
何より
「安心・安全・ポジティブな場」
であったことが最大の要因です。
「安心・安全・ポジティブな場」
とは、
所属している日本キャッシュフローコーチ協会で
もっとも大切にされている考え方の1つで、
組織を運営するにあたり欠かせないものです。
組織のメンバーが不安・危険・ネガティブを
感じることがないよう、
それぞれの意見や考えを尊重しながら
主体的に動けるようにすることで
結果として組織として掲げるビジョンに
に向かいながら、それぞれの行動も
後押しできるようになります。
今回の理事会も
意見も言いやすく、かといって
その意見も否定されたりすることなく
いかに円滑なマンション運営をするかを
目指す、そんな場になっていました。
マンション理事会から組織運営を学ぶ
そんなマンション理事会ですが、
参加してみて、
この理事会を運営することで、
組織運営の学びになるんじゃないか、
そんな気付きがありました。
マンションの理事会からは、
マンションの住民の方に対して
さまざまな連絡をしないといけません。
住民の方から預かった管理費のお金を
どのように使ったか?
まとまったお金を使って設備の更新を
考えているので、総会で判断してください、とか。
マンションの規則では決まっていないけど、
ルールとして決めていたこと、
例えばゴミ出しのタイミングが
乱れているので注意してください、とか。
マンションの理事会のメンバーは
住民が順番に担当するので、
理事会のメンバーだから偉いとかは
ありません。
あくまで理事会のメンバーも
住民も対等な立場です。
でも、
その対等な立場である関係性の中、
いろいろと連絡をして住民の方に動いて
もらわないといけないのも事実。
住民の方の感情に配慮しながらも
伝えることは伝える。
伝えることが目的ではなく、
行動してもらうことが目的なので、
丁寧に前置きして状況や理由を伝えて、
それだったら行動しないといけないね、
ルールを守らないといけないね、
と思ってもらうことが大切です。
そのために
どのようなニュアンスで、
どんな方法で、そんな頻度で
伝えるかを考える。
住民の方はそれぞれ
いろんな考えを持っているので、
一つ一つ丁寧に考えていかないと
いけませんね。
経営者と従業員の関係でも同じ
このマンション理事会での気付きは
会社の経営者と従業員の関係でも
同じことが言えると思うんです。
経営者の立場からすると、
「経営者と従業員なら経営者が偉い!」
そう考えていることが多くないですか。
「雇っているんだから当然だ」
そういう意識のもとだと、
従業員は経営者の思いのように
動いてくれるもの、
と考えてしまいます。
でも、実際にはそうはいきませんよね。
思ったように動いてくれるとは限りませんし、
経営者がそのように考えてることは
言葉や行動にも表れるので、
従業員のモチベーションが下がって
しまうこともあります。
そうではなく、経営者と従業員は
雇用契約を通じてあくまで対等な関係
と考えるとどうでしょうか。
対等な関係であれば、
経営者から従業員に対するメッセージの
出しかたも変わりますよね。
ただただ上から命令するのではなく、
従業員の立場も理解しながら、
ものごとを伝えていく。
会社に関する情報という面では
経営者と従業員の情報量には
おおきなギャップがあります。
従業員に何かを伝え
行動してもらうためにには
会社の状況や、
その行動をする目的を
丁寧に伝えた方がいいですよね。
それによって、
従業員の主体的な行動にも
つながるはずです。
まとめ
関係性を理解して、
伝え方を考えること。
マンションの理事会でも
会社運営でも同じですね。
【編集後記】
マンションの理事になる前は
なんとなく面倒くさいなぁ、
と感じていました(^^;
けれど、参加してみると
組織運営についての学びが多く、
この1年の取り組みの仕方次第で
自分にとっても大きなプラスに
なるのではと感じました。
自分の成長機会にもなりそうな
マンションの理事の仕事、
楽しみながらやっていきます(^^)
【1日1新】
・新理事になって初めてのマンション理事会
・MAJANI チンクイーノチョコ
【1日1捨】
・自宅にある税務参考資料の不要ファイル