税金の試算とキャッシュフローの試算は必ずセットで。

両輪で走らせましょう。

見込の利益が分ければ税金はざっくり試算でOK

「決算を迎えて税金の計算結果を聞いて驚いた」

「今からこんな税金を支払うことはできない」

経営者の方からこんな話を
聞くことがあります。

決算を迎える前ならまだしも、
決算月を過ぎて、
税金の申告をする月になって
支払税金の金額が分かっても
そこからできることは
限られていますよね。

でも、
そもそも申告する直前で

税金の金額がはっきりした

のではなくて

利益の金額がはっきりしたから
税金の金額もはっきりした

わけですよね。

毎月の利益を把握しておいて、
期首から現在までの利益、
決算までの見込の利益が分かれば
決算で支払う
法人税や所得税、住民税の金額も
おおよそ把握できます。

消費税だって、
初めて支払うときや
大きな設備投資があったとき以外は
前年の状況からおおよその金額を
推測することだってできますよ。

税金の試算とキャッシュフローの試算は必ずセットで。

決算月や申告する月になって
税金の支払額に驚くことがあれば、

驚かなくて済む仕組み

を考えましょう。

税理士と顧問契約を
しているのであれば
決算の予測、税金の予測を
早い段階から計算してもらうよう
お願いしてみましょう。

あるいは、
自社で見込の利益や税金の試算が
できる仕組みを提案してもらっても
いいかもしれません。

経理のやり方を
変えないといけないこと
もあるかもしれませんが、
決算になって
税金の支払いに困ることと
どちらを選びますか。

さらに、

税金の試算ができるようにすること

だけでなく、

キャッシュフローの試算もできるような

仕組みを作りましょう。

試算によって計算された
税金を支払ったときに
お金はどれだけ残るのか、
の見通しが付いていれば
安心ですよね。

税金の試算と
キャッシュフローの試算は
両輪です。

税金を減らすことが目的ではない

事業を経営する上での目的は

税金を減らすこと

ではないですよね。

事業を安定的に続けることによって
係わる人に喜んでいただいて、
豊かにすること。

そのために、
必要な利益、お金を確保しながら
事業を続けられるようにすること。

そのために
無駄な税金を減らすことも
1つの手段でしかありませんよね。

【編集後記】

昨日は大学時代に所属していた
ヨット同好会のOB総会懇親会に
参加してきました。

5年ごとに開催される総会懇親会も
55周年を迎えました。

クラブを築いていただいた
先輩方にも、
ヨット人口が減る中でも
クラブを継続してくれている
現役部員にも感謝ですね(^^)

【昨日の1日1新】
・鳴門鯛焼本舗 三条寺町店
・御幸町 純心軒

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