あいまいな言葉からは力は生まれない。どんな言葉を使いますか。

言葉の使い方で結果も変わります。

20200210

ある新聞にて

わが家に配られてくる
地域の新聞に
自治体としての
今後の取り組みが
紹介されていました。

「○○や○○の充実」

「□□整備の構築」

「△△対策の徹底」

良いことが書いてあって、
なんとなくやろうとしている
ことは分かります。

けれど、
なんとなく
しか分かりませんよね。

「充実」や「構築」
と言われても
具体的に何をするのか
分かりません。

「徹底」という言葉も、
結局のところ
何をするかを伝えていませんし、
よく分かりませんよね。

今はまだやってないことに対して
2,3回取りんでも徹底した、
と言えるでしょうし、
100回取り組んでも徹底した、
と言えますよね。

あいまいな言葉からは力は生まれない

「充実」「構築」「徹底」
という言葉からは
何となくよくモノゴトを
よくするイメージは
伝わります。

だから、
聞こえのいい言葉、
とも言えますよね。

でも、
言葉としては
とてもあいまいな言葉
です。

あいまいとなる理由は

その言葉から具体的な行動がイメージできない

ことにあります。

例えば、
部屋を綺麗な状態で
保ちたいので

「整理整頓を徹底しておいて!」

そう誰かに頼んだと
しましょう。

でも、何をどこまですれば

「徹底した」

と言えるのか
誰も判断できませんよね。

Aさんからすれば
徹底していること、
であっても
Bさんからすると
まったく徹底できていない
と感じることがありますよね。

あいまいな言葉を使う限り、
相手に明確なイメージを
伝えることができません。

何か行動してもらいたい
場合であっても、
言葉があいまいであれば
行動しても、もらえませんよね。

あいまいな言葉から
力は生まれません。

言葉は誰かに伝えるためにある

文字にして伝えるにしても
口で伝えるにしても、
誰かに何かを伝えるときには
必ず言葉が必要になります。

その時に
あいまいな言葉を使ったほうが
いいのか、
具体的な言葉を使った方がいいか。

相手に理解してもらいたい、
相手に行動してもらいたい。

そう考えるときには
どちらの言葉を使った方がいいか、
明らかですよね。

関西のことばに

「あんじょうよろしゅう」

と言う言葉があります。

「程良く、うまくやっておいてね!」

という意味ですが、
相手に何かを伝える
と言う意味では
かなり不親切ですよね。。

【編集後記】

昨日は日帰りで
福井県のスキー場へ。

次男はスキースクールで
最初の合格をもらえて
とても誇らしそうでした。

今シーズン、
あと1回ぐらいは
行けるといいのですが。。

【昨日の1日1新】

・恐竜フライパスタ

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