ズレていることが当たり前。
価値観の違いを感じるとき
様々な経営者の方と
お仕事をさせて頂いているので
それぞれの方の価値観の違い
を感じます。
同じぐらいの利益の見込み額で
同じぐらいの税金の負担額
だったとしても
価値観の違いによって
反応も異なるものです。
これぐらいの利益が残るのであれば
相応の税金の負担も致し方がない、
払うものはしっかり払おう。
という方もいれば、
利益が残ることは嬉しいけれど
税金の負担は極力減らしたい、
と考える方もいらっしゃいます。
どちらがいい、悪いという
ことではなく
あくまでそれぞれの価値観に基づく
考え方であって
全く同じ価値観を持っていること
なってありませんよね。
価値観の押しつけになっていないか。価値観のズレを意識する。
仕事をしていく以上、
価値観の異なるもの同士が
一緒に仕事をするわけです。
事業者とお客様という関係もあれば
同じ社内の中で
経営者と社員、上司と部下、
社員同士の同僚という関係、
別の会社だけれど連携して
仕事をするケースだってあります。
そんな中で
自分の中だけの
価値観を相手に、周りに
押しつけていないかは
気をつけたいところです。
組織として関わるみんなで
守っていこうと決めた価値観
があるのであれば
それに合わせていくことは
必要だと考えています。
けれど、
個人個人が持っている価値観を
周りに押しつけてしまっていること
がないか。
例えば、税理士が
「利益が出たなら何も対策など考えずに、その利益に対する税金を支払うべきだ」
という価値観を持っていたら
どうでしょうか。
お客様からすれば
無理のない対策があって
経営上プラスになること
があるのであれば
その対策を実施したいと
考えますし、
それを受け入れて貰えなければ
困るわけです。
税理士に対して意見が言える方
であればいいのですが、
中には税理士の方針に反対できない
というケースであれば
税理士の方針を受け入れるしか
なくなりますよね。
価値観のズレは必ずある、を前提に考える
人と人の間には価値観のズレは必ずある、
ことを前提に考えると
相手の価値観を理解すること
に意識を向けることができます。
何かで人との意見が分かれたときに
こちらの意見を聞いてくれない、
と考えるのではなく、
なぜ意見が分かれているのか
相手は何を大切にしようとしているのか
を考えてみること。
意見の違いだけに目を向ける
のではなく
その前提にある価値観を
確認するようにしたいものです。
【編集後記】
昨日事務所に設置した加湿器ですが、
窓を閉めると湿度も50%を越えて
快適さもアップするのですが、
窓を開けると50%を越えることは
なさそうです。
少し試行錯誤が続きそうです(^^;
【昨日の1日1新】
・パナソニック 加湿器 気化式 ナノイー搭載