経理のしごとは毎年バージョンアップさせる.

1つでもより良くできることはないですか。

20200528

決算を終えたときに取り組むこと

会社や個人の決算を終えた後に
取り組むことの1つが

経理の仕事をバージョンアップする方法

を考えることです。

決算までの1年間の数字を確認したり、
修正したりしながら決算書を作成し、
税金の申告書を作成する。

一連の流れの中で

「この部分はこう変えたらもっと楽になるのに」

「こういった修正が発生しないようにするには○○をした方がいい」

といったことが出てくるので
決算報告の打ち合わせなどで
お客さまに提案するんです。

もちろん
税理士側が楽をするためではなく、
お客さまに効率化して頂くための
提案になります。

経理のしごとを毎年バージョンアップさせる

経理のしごとを
なぜバージョンアップさせるか
というと、

より早く、より簡単に、より正確な経営の数字を確認できるようにするため、

だからです。

事前に立てた計画どおりの
結果を出せているか、
想定外に経費が増えたりしていないか
を確認するためにも
経営の実績数字は早く、正確に
確認できた方がいいですよね。

そのためにも
会計ソフトやその周辺の
請求書や給与のソフトなどを
変更するのも1つですし、
Excelを活用したり
無駄な業務を洗い出しても
いいかもしれません。

さらに、
これまで確認できていなかった
数字を確認できるようにすることも
バージョンアップの1つです。

新たなに客単価や取引単価を
を確認できるようにしたり、
リピート率、曜日別、時間別の売上、
サービス別の売上や部門別の利益
まで集計できれば経営に役立てる
こともできますよね。

最初からスピードも早く、
何かも必要な情報が揃っている
なんてことはなかなかありません。

いきなり全てを実現できなくても
毎年、少しずつでも経理のしごとを
バージョンアップさせていけば
いいわけです。

これまでのやり方がいい、とは限らない

経理の仕事の内容を
変えようとすると、
どうしても

「これまでのやり方がいい」

という声を頂くこともあります。

経理だけを担当している人からすれば、
自分の仕事が変わること、
環境が変わることに対して
少なからずストレスを
感じることだと思います。

でも、いつまでも
これまでのやり方を続けていると
合わなくなることが出てきます。

少なくても
経理に関する仕事は
ITと密接絡んでいるので、
より効率的な新しいしくみを
取り入れていくことができます。

もちろん、
経理をする人自身がスキルアップして
バージョンアップする方法もあります。

いずれにしても
経理のしごとをバージョンアップ
させることで
新たにできること、
良くなることはないでしょうか。

【編集後記】

持続化給付金だけでなく、
日本政策金融公庫や民間金融機関での
融資についても、
入金があったことや入金日が決まった
連絡を頂くようになってきました。

あとはこのお金を極力使わずに
安心感を持ってもらうための
材料としていだけるように
今後に向けた対策、行動を
取っていただかないと
いけませんね。

【昨日の1日1新】
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