仕方ないとあきらめる前に
業界や市場の動向について
経営者の方から
その方の業界や市場のこれからの見通し
についてお話しして頂くことがあります。
需要が増えるのか、減るのか、
どういった商品やサービスが
求められるのか
取引先やお客様の状況は
どう変わっていくのか。
業界や市場の動向自体は
1人や1社の力でそう変わるもの
ではありませんよね。
自分では、自社では
コントロールできないこと
だからこそ
そのコントロールできないこと
に対してどのように対応するか
が求められますよね。
コントロールできないことの中に隠れているできることを見つける
業界への需要が減っていくことが
想定されるから
今後は売上を伸ばすことが
難しくなる。
これは
コントロールできないこと
だから仕方ないと
受け入れてしまっていること
はないでしょうか。
人口の状況や消費動向、
法改正などによって
自社の売上に影響が出ること
が明らか。
だからといって
事業を続けていく上で
必要な売上の確保が
できなくなっても構わない、
わけではありませんよね。
コントロールできないことの中でも
コントロールできること、
取り組めることは隠れていない
でしょうか。
業界の動向を把握
できているのであれば
その動向を踏まえて
自社が何をするべきか。
今から準備しておくこと
はないか。
新たなメニューを立ち上げて
想定される業界の動向の影響
を受けくい構造を作る。
現状のサービスを継続するとしても
外部環境が変化しても利益
が残せるような体質づくりに取り組む。
コントロールできないことの中でも
コントロールできることも
見つかるのではないでしょうか。
視野を広げるだけでなく視野を絞る
視野を広げてモノゴトを見ること
は必要なことですが、
視野を広げ過ぎたことで
どうすればいいか
分からなくなってしまうこと
はないでしょうか。
そうした時には
あえて視野を絞って
目の前でできることを探すように
したいものです。
少しでも変化を起こすことが
見つかれば
それを続けていくことで
大きな変化に繋げることだって
できますよね。
【編集後記】
昨日の午前中はお客様との
オンラインミーティングでした。
この2年半の中でも
様々な取り組みに着手されて
色々なことが形になっておられます。
こうしたチャレンジされている様子を
確認しながら支えることができるのは
ありがたいことです(^^)
【昨日の1日1新】
・とくになし