次につながるかどうか。
なぜ、売上が下がったのか?
新型コロナウイルス感染症の影響を
受けているタイミングであれば
企業の経営者が
「なぜ、売上が下がったのか?」
と聞かれても
「コロナの影響で客数が減っています」
と答えることことが
ほとんどではないでしょうか。
コロナによる影響があることは
事実だと言えますが、
売上が下がった原因が
本当にコロナの影響だけなのかどうか
は分かりませんよね。
コロナの影響を受ける前から
売上が下降気味だったかもしれません。
でも、
「なぜ?」
と問われてしまうと、
答えやすい回答を出してしまう、
なんてこともありますよね。
「なぜ」を多く繰り返さず、「なに」を確認しよう
よく
「なぜを5回繰り返すと、真の原因が見つかる」
といったことを
聞くことがありますが、
「なぜ」を多く繰り返すと
よくないこともあります。
できない理由が見つかり、あきらめにつながる
うまくいかなかった事に対して
「なぜ」うまくいかなかったか
を確認すると
「□□ができなかった」
さらに「なぜ」できなかったかを確認すると
「○○を確認できていなかった」
さらに「なぜ」と確認すると
「注意力が不足していた・・・」
というように
「なぜ」を確認するたびに
できない理由が増えていくわけです。
できない理由が多く出てくれば
出てくるほど、
解決できない可能性も高まり、
できるようになることをあきらめる
ことにもつながりかねませんよね。
「なぜ」から「なに」に切替える
何かの問題が起きたときに
「なぜ」で原因を確認することは
必要ですが、
「なぜ」を多く繰り返すことよりも
「なに」に切替えることが必要だと
考えています。
「○○が起きないようするために何をすればいいですか?」
原因の確認とともに
その原因に対する対策を考えること
に切替えることが欠かせません。
「なぜ売上が下がったのか?」
「コロナの影響でお客様の数が減少した」
「コロナの中でもお客様に来店して頂くためには何をすればいいですか?」
こうしたやりとりになれば
原因の追及の流れを断ち切って
これからの対策を考えることに
切替えることができますよね。
原因の確認は大切だけど、これから何をするかがもっと大切
何か問題が起きたときに
原因の追及ばかりを行っていても
一向に解決には向かいませんよね。
原因の追及も大切ですが、
原因が見えてきたら
これから何をするのかの対策を
具体的に考え、行動すること。
もちろん、
とことん原因を追及しないと
いけない場面もありますが、
原因の確認のあとに
これからの行動につながるように。
「なぜ」から「なに」に切替える
視点が欠かせないですね。
【編集後記】
昨日は長男が産まれる前に購入した
一眼レフのカメラの買い取り
してもらいました。
荷物が多くなったときなどに
持ち出す機会が減っていたので、
コンパクトなミラーレス一眼を
購入する予定です。
ただ、どれにするか検討中で
まだ答えがでていません。
そう買い替えるものでもないので
悩ましいですね。
【昨日の1日1新】
・一眼レフカメラの売却