WindowsPCが突然しゃべり出すナレーター機能。
ロック画面でもしゃべり出すことがあります。
ロック画面でしゃべり出すナレーター機能
WindowsにはPCがしゃべり出すナレーター機能があります。
田(Windowsキー)とEnterキーを同時に押すだけで起動します。
目が見えなくてもPC操作ができるように設けられた機能なので、必要のない方にとっては起動させたくないものです。
こちらの記事で紹介した設定でWindowsにログインしている時は起動することがなくなりました。
起動するとやっかいなWindows8のナレーター機能。停止する方法は?
https://balance-blog.com/Stop-Windows-Narrator
けれど、気がつくとPCがまたしゃべり出してしまいました。
ナレーター機能は起動しないはずなのに、と考えているとWindowsにログインする前のロック画面の時だけナレーター機能が起動していました。
パスワード入力欄に青い枠が表示されているのもナレーター機能の一部です。
先日もPCを使ってお客様と打ち合わせをしていてPCをしばらく操作していないとロック画面に切り替わり、PCが勝手にしゃべり出すという事態を繰り返してしまいました。。
ロック画面でのナレーター機能を止めるには
なぜロック画面でナレーター機能が作動するのか。
原因はこちらでした。
「Windows Assisitive Technology Manager」というプロセスが起動している状態でWindowsのロック画面に切り替わると自動的にナレーター機能が作動するようです。
確認や停止するためにはタスクマネージャーを起動します。
「Shift」+「Ctrl」+「Esc」のショートカットキーで起動します。
「Windows Assisitive Technology Manager」の上で右クリック-「タスクの終了」で停止することができます。
これでWindowsのロック画面になってもナレーター機能は起動せず安心です。
「Windows Assisitive Technology Manager」は何故起動する?
「Windows Assisitive Technology Manager」のタスクを終了しておけばロック画面でもナレーター機能は起動しないのですが、そもそも何故「Windows Assisitive Technology Manager」が起動するのでしょうか?
「Windows Assisitive Technology Manager」はWindowsの「コンピューターの簡単操作」の機能を動かすと起動します。
コンピュータの簡単操作はこちらです。
コントロールパネル(ショートカットキー 田(Windowsキー)+「R」同時押しのあと「control」と入力)の中にある「コンピュータの簡単操作」を選びます。
ナレーター以外にもPC画面の一部を拡大する「拡大鏡」やタッチパネルでキーボード操作ができる「スクリーンキーボード」といった機能があります。
これらの機能のどれかを起動すると「Windows Assisitive Technology Manager」のプロセスが立ち上がります。
そしてそのままロック画面になるとナレーター機能が動作するという仕組みです。
気付かないうちに「コンピュータの簡単操作」を触っていると「Windows Assisitive Technology Manager」プロセスが立ち上がっていることがあるので気を付けてください。
まとめ
WindowsPCのロック画面でナレーター機能が作動してしまった場合、
まずは焦らず次の操作をしてください。
田(Windowsキー)+Enter の同時押しでナレーター機能を終了させる。
次にWindowsにログイン後タスクマネージャーから「Windows Assisitive Technology Manager」のプロセスを終了させる。
これで安心です。
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【編集後記】
今使っているWordPressテーマの「Simplicity」ですが、バージョンアップが頻繁に行われ、日々使いやすくなる点がありがたいです。
バージョンアップの内容もブログで解説されていています。
WordPressに少し慣れくると標準テーマよりカスタマイズを前提に用意されたテーマの方が使いやすいですね。
かゆいところに手が届く感じです(^^)