甘い話ほど甘くはない。数字で冷静に判断する。

数字に判断してもらいましょう。

20181202

甘いお誘い

これから事業を始めようと
するときだったり、
既に事業を始めていたりすると
甘いお誘いに遭遇します。

「初期費用なし、月々の負担だけで○○が導入できます」

「□□に加入すれば、確実に売上アップにつながります」

「△△をしてもらえれば、いずれ経営権を譲ります」

などなど。

まだこれから事業を始めるところで
先々の売上や利益の見込がない。

事業を始めているけれど、
まだ十分な売上、利益を確保
できておらず、
早く売上を増やしたい。

こんな状況のときに、
甘いお誘いがくると
悩みますよね。

甘い話ほど甘くはない。数字で冷静に判断する。

私自身も事業を始めてから
甘いお誘いに乗ってしまった
ことがいくつかあります。。

ただ、
金額がそれまで大きくない話
だったり、
途中でその話が立ち消えになったり
したこともあり
幸い大きなダメージを
受けることにはつながりませんでした。

けれど、

甘い話ほど甘くはない

ということを痛いぐらいに
実感することができました。

だからこそ、
お客さまなどからご相談を頂く
「甘いお話し」については
慎重に考えるようにしています。

さらに、
慎重に考える際に
大事にしていることは

数字で冷静に判断する

ということです。

例えば、

「初期費用なし、月々の10万円の負担だけで○○が導入できます」

といった話があった場合。

・今の利益やお金の状況から月々10万円の負担がどんな影響になるのか。

・月々10万円なら年間120万円の投資の価値があるのか?

・契約内容を確認すると5年間は中途解約不可で、総額600万円支払うことの価値が本当にあるのか?

・総額で600万円支払うなら、50万円から100万円の初期費用でできる代わりの手段はないか?

1つ1つ、数字で冷静に考えていけば
甘い話ほど甘くはないことが多いです。

冷静に数字で判断する習慣を
持っておいた方がいいですよね。

数字で経営の判断をする意味

あるモノゴトを
数字を使って
経営の判断していくことには
意味があります。

どんな意味があるかというと

リスクが明らかにして判断する

ということです。

先ほどの例であれば、
最大600万円の投資をして、
まったく売上につながる
ことがなければ、
600万円を失うというリスク
になるわけです。

しかも、
同じ600万円があるなら
従業員さんへのボーナスの資金にした方が
よっぽど効果があるかもしれません。

そうすると単に600万円を失うという
リスクだけではなくて、
社員さんのやる気が失われる、
というリスクもあるかもしれませんよね。

時はリスクを理解して実行する場面
も必要です。

けれど、
リスクを数字で理解して実行する場合と
リスクを数字で理解しないまま
実行する場合であれば
どちらがいいでしょうか。

リスクを数字で理解していれば
そのリスクを受け入れる準備も
できますよね。

数字を確認しないまま
経営の判断をしていること
ありませんか?

【編集後記】

昨日の午前中は
息子2人のスイミングスクール
でした。

2人が揃って1つ上の級への
進級することができました。

長男はしばらく進級できない
期間が続いていましたが、
次男もスクールに通うように
なって刺激を受けているかも
しれませんね(^^;

【昨日の1日1新】

・ある経営相談の対応

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