売上を上げるために売上を分解します。
計画を立てる時に出てくる売上のカベ
お客さまと1年間の利益とお金の
計画を立てるときに出てくるのが
「どうやって売上を上げるか」
という売上のカベです。
1年間の計画を作るときの順番は
・給料や家賃、消耗品費などの固定費を見積もる
・借入の返済額や貯めていきたいお金から
必要な利益を決める
・固定費と利益を確保できる粗利益を確認する
・必要な粗利益から粗利益率で割り戻して
必要な売上を計算する
という流れです。
こちらの記事で詳しく書いています。
これで必要な売上が計算できます。
けれど、
計算して出てきた売上が
これまでの過去最高の月の売上を
超える数字だったらどうでしょう。
過去最高の月売上が300万円だったのに
計画を立てて必要な売上が330万円だった。
カベにぶち当たりますよね。
売上を分けることと割ることで確認します
過去最高の月売上が300万円だったのに
いきなり330万円の月売上が必要と
言われても困りますよね。
頑張ります!
と言っても売上は上がりませんし。
そこでどうやって売上を上げるかを
考えるのですが、
まず必要なことは
売上を「分けること」と「割ること」
で確認することです。
売上を分けること
月の売上が300万円といっても
1つの商品、サービス、お客様だけで
その数字を達成していることは少ないです。
売上は分けることができますよね。
飲食店であれば、
ランチとディナーで分ける、
フードとドリンクで分ける
ことができます。
理美容室であれば
カットやパーマなどの施術と
シャンプーなどの商品販売に
分けることができますし、
新規のお客様とリピートのお客様
という分け方もあります。
製造業や卸売業であれば
製品や商品のグループごと、
得意先ごとなど。
売上を分けると見えてくること
があります。
売上を割ること
売上を割って考えることも
必要です。
売上は
単価 × 数量
で計算します。
売上の合計をお客様の数で割ること
で客単価が出てきます。
お客様の数と客単価が分かれば
どちらを増やすことができるの
考えられますよね。
さらに、
このお客様の数と客単価も
売上全体ではなくて
「分けた売上」で計算できると
尚いいです。
飲食店であれば
ランチとディナーを合わせた
客数、客単価を確認する。
よりも、
ランチの客数、客単価、
ディナーの客数、客単価
を確認したほうが
次に何をやればいいかを
考えられますよね。
「とにかく客単価を上げる」
より
「ランチの客単価を上げる」
のことの方が取り組みやすいです。
まとめ
売上は、
分けた後の数字、割った後の数字
を確認してそれぞれをどうすれば
上げることができるかを
考えましょう。
売上の合計しか確認できない
しくみであれば、
その仕組みの見直しから
始めないといけませんね。
【編集後記】
税理士の石田さんのブログで
紹介されていた<Embed>で
リンクを設定してみました。
(記事本文にあるものです)
(こちらはこのテーマの標準機能です)
内部リンクのブログカードは
指定の仕方を悩んでいます。
このテーマにある標準機能の
ブログカードにするか
<Embed>にするか要検討です。
【昨日の1日1新】
・初めて乗る市バスの系統
・会社として行う初めての業務
【昨日の1日1捨】
・todoリストにあるやらなくてもいいタスク