1つの数字だけで判断しない。別の数字や視点もないか確認してみる。

本質を探ってみること。

20170825

この数字を見てどう思います?

昨日、目にしたこちらの記事。


書店ゼロの街、2割超 420市町村・行政区

本屋さんがない街(市町村や行政区)
が420もあって、全体の2割を超える。

この数字を見てどう思います?

確かに寂しい話ですよね。

僕の小学生の頃には
近所に小さな本屋さんが
たくさんありました。

ジャンプとかコロコロを買いに、
父親からのおつかいで
車の雑誌を買いにと
よく通ったものです。


そういった本屋さんも
ほとんど見かけなく
なってしまいましたね。

今の子供が本屋さんで
過ごす時間は減っている
のだと思います。

でも、だからといって
本屋さんがない街が、
書店ゼロの街が
これ以上、増えないようにした方が
いいのでしょうか。

ちょっとこれだけでは
判断できないです。

1つの数字だけで判断しないこと

本屋さんがない街が
全体の2割を超える。

確かに問題なのかもしれません。

けれど、
一方で、人口が1万未満の街も
全国で500近くあるそうなんです。
(平成28年1月現在)


なんか同じくらいの数字が
出てきました。

人口の少ない街であれば
本屋さんのビジネスを
成り立たせるのも難しく
なりますよね。

本屋さんのない街の数だけでじゃなく
人口1万人未満の街の数も併せて
確認すると、とても自然なこと
とも感じるんです。

本屋さんの数よりも
子供が本に触れる機会
をいかに作るか、
を考えた方が
いいのかもしれません。

1つの数字で判断するのではなく
2つ以上の数字を確認することで
全く違う印象や判断に
つながることがあるんです。

1つの数字だけで判断しない
ほうがいいですよね。

会社や事業の数字も1つの数字だけで判断しない

1つの数字だけで判断しない

これは会社や事業の数字でも
同じことが言えます。

売上高や年商だけ
粗利率だけ
税引前利益だけ。

会社や事業を
1つの数字でだけで
判断してしまって
いることないでしょうか。

1つの数字だけを追いかけると
見えてこないことがあります。

売上高が去年に比べて増えた!
と喜んでいた場合。

でも、
実は粗利益率が大幅に下がり、
粗利益額、税引前利益は
去年を下回った。

これだと売上高が増えても
喜んでいられないですよね。

他にも
税引前利益はマイナスで
赤字になってしまった場合。

でも、
実は遊休資産を処分して
会社のお金には余裕が
生まれているのかもしれません。

粗利益率が去年に比べて
大幅に下がってしまった場合。

でも、
今までサービスの提供だけ
だったのが、
新たにモノを売り始めた。

だから粗利率は下がったけど
粗利益額、税引前利益額は
ともに増えた!

どれも1つの数字だけで
見ていると気付かないこと
ですよね。

1つの数字でだけで見るのではなく
別の数字や視点がないか
意識しておきたいですね。


【編集後記】

会社や事業の善し悪しを
人数だけで判断することも
できませんよね。

従業員30人の会社と
従業員5人の会社、
どちらが大きいか。

これだけだと30人の
会社なんでしょうけど。
実は30人のうち28人は
アルバイトばかりだった。

従業員は5人だけど
協力業者を多数抱えている。

なんてこともありますよね。

【昨日の1日1新】
・スタッフ2017
・SurveyMonkeyでのアンケート回答

【昨日の1日1捨】
・事務所にある不要冊子

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