思い込みを外すために必要な数字の役割

数字を見ることで事実を再確認

20220526

思い込みの情報のまま判断していませんか

「確か○○費は毎月○○万円ぐらい支払っていたはずだ」

「月売上○○万円を達成すれば利益が残るはず」

経営者の方からこうしたお話しを
伺ったものの実際の数字を確認すると
異なる事実が判明することも
少なくありません。

○○費は昨年ぐらいから10%支払額
が増えていた。

原価率が高くなっていたため
月売上○○万円だと利益は残らない
構造になっていた。

事実を確認することなく
思い込みの情報のまま経営判断
を続けていればどうでしょうか?

気がついたときには
お金が減り続けていて
事業を再建しないといけなくなった、
事業を継続することが難しくなった
ということにもなりかねませんよね。

思い込みを外すために必要な数字の役割

一度、確認した情報は
更新しない限り頭の中に
残り続けるものです。

日々、経営の数字に向き合っていれば
頭の中の数字の情報も更新されますが、
経営者自身が、毎日経営の数字に
向き合っているとは限りません。

また、毎月、定期的に経営の数字を
確認していたとしても
全ての情報を網羅できているとも
限りません。

中には古い情報のまま
アップデートできない情報が
残ったままになっている
かもしれません。

だからこそ
自らの思い込みを外すためにも
客観的な数字の情報を
定期的に確認すること
が欠かせません。

また、数字に関わる
外部の専門家の役割の1つが
数字の情報を提供して
思い込みを外すこと
だと考えています。

月売上○○万円を達成すれば
毎月黒字を実現できる。

けれど、
月売上○○万円ちょうどの売上
だった場合には、
借入の返済分まではお金が残らないので
毎月手元資金が減り続ける。

利益だけでなく資金を
減らさないようにする、
増やしていくにするためには
月売上の目標は△△万円に
引上げないといけない。

事業の状況は常に変化していきます。

思い込みの過去の数字で
経営判断をしていないか
気をつけたいものです。

経営者自身がいつでも数字を確認できるように

お客様にクラウド会計を導入
して頂いている理由の1つが

経営者自身がいつでも数字を確認できる環境を作るため

です。

クラウド会計へのデータ登録は
経理担当者や親族が行っていたとしても
経営者自身もログインIDを
持っておくことで
見たい時に経営の数字を確認できます。

経営者の方が
直接クラウド会計でデータを
確認しているケースもあれば
そうでないケースもあります。

ただ、いつでも見ることができる環境
を用意しておくことで
思い込みを自ら外すことができる
環境ができますよね。

【編集後記】

昨日の夕方は
お客様のところへ訪問。

今後に向けて取り組むことが
整理されてきたので
あとはこれからどう取り組んでいくか
ですね。

【昨日の1日1新】

・マックシェイク 辻利抹茶ラテ

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