売上目標は分解して、細かな単位に落とし込んで確認する。

細かくして達成できる目標を。

20200702

コロナの影響で売上目標が変わる

コロナの影響を受けて、
以前のような売上を確保できなくなった。

業種によってはそのような
状況になっている企業さんも
少なくありません。

売上の30%、50%、80%と
業種や企業によって減少幅は
異なるものの多少なりとも
売上が減少している。

あるいは、
これから半年、1年先にかけて
売上が減少する見込みの
企業もあるかもしれません。

いずれにせよ、
これまで設定していた売上目標の
金額と現実が一致しない状況
を迎えているわけですよね。

売上目標は分解して、細かな単位に落とし込んで確認する。

こうして売上目標を見直す必要
が生まれているのにも関わらず

「コロナが明けたら回復する」

ことを期待して、
売上目標を決めていない、
そんな状態になっていることは
ないでしょうか。

この状況で、経営者の方の思考は
大きく2つに分かれていると感じています。

・いつかはコロナが収束して売上も回復する

・もう元の売上には戻らないし、冬になると第二波のリスクだってある

これまで通りの方法では
売上は戻らないし、
今後、第二波のリスクがある。

そう考えている方は
売上目標も見直しされる
ことだと思います。

売上目標を設定するときに
お勧めしている方法が

売上を細かく分解すること

です。

ある飲食店が月の売上目標を

300万円

と設定した場合で考えてみましょう。

30日営業すると、
1日あたりの売上目標は10万円
となります。

ランチの客単価が1,000円
ディナーの客単価が4,000円
の設定であれば、
あとはランチ、ディナーそれぞれの
お客様数の目標を決めていくだけです。

ランチが20人であれば
ランチ売上は20人×1,000円で20,000円。

あとはディナーで目標を
達成させようとすると
ディナーも20人のお客様に
来て頂かないといけません。

20人×4,000円=80,000円

20,000円+80,000円=100,000円

でも、
まだランチもディナーも
20人ものお客様に来て頂くことが
難しい状況であれば、
別の手段を考える必要があります。

テイクアウトやデリバリー
といったことも選択肢も
生まれるわけです。

売上目標に足りない部分は
テイクアウトやデリバリーで
どんな商品をどれだけ販売するか
目標を立てていけばいいわけですよね。

売上を分解して考えれば考えるほど
具体的なアイデアが生まれます。

現実感のない目標だと達成できない

お客様との打ち合わせの中で
いつも行なっていることが

売上を分解して考えること

です。

売上を売上額で考えるのではなく、
客数、販売件数、取引件数、
客単価、販売単価、取引単価
と分けて考える。

さらに、
店舗別、商品別、サービス別
でも分けていくこと。

漠然とした
現実感のない月間売上の目標額
だけを見ていても
達成できませんよね。

【編集後記】

ゆうちょ銀行では
社会保険料の口座振替ができない。

ここ数年、この認識だったのですが、
去年から口座振替できるように
なっていたんですね。

今更ながらも気付くことができて
よかったです。

【昨日の1日1新】
・食童箸ずめ 十六穀米海鮮丼

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