新たなものより今あるもの。
琵琶湖水族館!?琵琶湖博物館
昨日は息子2人を連れて
琵琶湖水族館!?
ならぬ琵琶湖博物館、びわ博に
行ってきました。
琵琶湖水族館、というのは
勝手にそう呼んでいるだけなのですが、
そう思えるほど淡水魚を展示した
水族展示室が充実しているんです。
もちろん博物館なので
琵琶湖について学ぶ展示も
しっかりありますし。
子ども向けの体験型の
展示室なんかも
用意されています。
こちらはわが家の
こどもに大人気の
コーナーでした。
すでにある価値を伸ばしていく。琵琶湖博物館の伸ばしかた。
琵琶湖博物館は平成8年に開館して以来
入館者数が減少していて年間10万人程度
に低迷していたようなんです。
それが平成28年にリニューアルを
行ったことでその年度の入館者数が
46万人まで増加したんです。
そこまで入館者数を増加させた
リニューアルの内容は水族展示に
ロシアのバイカル湖から
アザラシなどの新たな淡水生物を加えたり、
琵琶湖の魚をより分かりやすく紹介する
川魚屋の展示を加えたり。
とにかく「琵琶湖」「湖」の軸に
ぶれることなく、その良さを伸ばすような
リニューアルを行っているんです。
つまり、もともと持っている価値を
いかに伸ばすかを考えて、
その価値をいかに伝えていくかに
焦点を当てたリニューアルに
なっています。
たまに、
売上が伸び悩む中小企業の経営者で
既存の事業は置いておいて
新規事業を始めてなんとかしよう、
と考える方がいますが、
全くの新規事業ってリスクが
ありますよね。
それよりも既に行っている
既存の事業があるんだから
その事業の価値が何なのかを
見つめなおすこと。
それまでその事業での
お客さんがいるのであれば、
気に入ってもらえている
理由もあるはずです。
その理由を見つけつつ、
これまでのノウハウや実績を
活かすことを考え抜くことで
新たな価値が生まれるんじゃ
ないでしょうか。
もともと備わっているものだから違和感がない
経験のない
全く新しい分野に進出したり、
全く新しい商品やサービスを
提供したとしても、
その提供する理由がもし、
「売上を増やしたい」
という想いだけによるもの
だったらどうでしょうか。
お客さんへの印象や
そこで働く従業員さんの
意識はどうでしょうか。
それよりも
もともとあるものを
伸ばしていく方法を
考えて取り入れること。
もともと備わっているものを
伸ばすのであれば
お客さんや従業員さんの
違和感はないはずです。
もともとあるものを伸ばす
一貫性のある取り組みが
共感されますよね。
【編集後記】
琵琶湖博物館は
水族展示以外にも
琵琶湖を体験できる施設
になっています。
例えば、
滋賀県で有名な鮒寿しの
匂い体験。
とてもとてもいい匂いを
親子で体験できました。。(^^;
【昨日の1日1新】
・琵琶湖博物館 ふなずし匂い体験
・琵琶湖博物館 バイカルあざらし
・琵琶湖博物館 おとなのディスカバリー