できることをやるだけです
数字を直接変えることはできない
お客様の数字を扱う仕事を
していますが
お客様の数字を直接変えること
はできません。
あくまでお客様が行動した結果や事実が
金額という形になって表われ、
こちでできることは
その数字が正しいかを確認したり、
その数字をどのように記録するかを伝えたり、
その数字をもとに法律に基づき税金の計算を行う
といったことを行うだけなんです。
税理士を変えたからといって
急に売上や利益が増えるわけ
ではありません。
売上や利益に変化があったとしても
お客様の行動の変化によって
結果である数字が変わっただけ
なんです。
そのため
「もっと売上や利益が増えるようにお願いします」
と言われても、
何もできません、
と言うしかありません。
数字につながる計画と行動を確認する
売上や利益が増えることを
税理士に期待しても
望みどおりの結果をもたらしてくれること
はほとんどありません。
ごく稀に
その業界に精通していたり、
出したアイデアがヒットしたり
といったことで
売上や利益が増えることは
あるかもしれませんが、
期待できるものではありません。
ただ、
売上や利益に貢献するために
できる役割がないか、
というとそうでもありません。
数字を見る立場だからこそ
数字につながる計画を行動を確認する
ことができます。
出てきた売上や利益の数字が
どんな行動を行って
どんな環境の変化があって
数字にどんな変化が生まれたかは
普段から見ることができます。
お客様の事業でどんな取り組みを
しているかを聞きながら、
数字の結果を見ることで
何がこの数字の原因になったのか
を推測しながら、確認する。
その推測したこと、確認したことを
お客様と一緒に確認していけば
どんな行動がどんな数字につながるか
が分かることもあります。
打ち合わせの中で数字の変化に対して
お客様の行動の変化、環境の変化を
確認していくことで見えてくる因果関係
があるわけです。
客数、取引数、単価、
商品別売上、部門別売上など
お客様にも金額の構成要素の
振り返りができるような
経理の環境づくりをお勧めしています。
確認した上で、選択肢を広げたり絞ったり
数字の変化に対して、
行動や環境にどのような変化があったのか。
それが分かれば
お客様と一緒にどんなを計画を立てると
いいのかを考えることができるようになります。
また、その計画どおりの行動ができたのか
を確認していくこともできます。
確認しながらお客様の選択肢を広げたり、
絞り込んだりすることをサポートする。
これを繰り返していくことで
売上や利益の数字が変わることも
出てくるでしょうし、
売上や利益の数字に変化がなくても
取り組む行動は変わっていきますよね。
【編集後記】
昨日は久々に同業の方と
ランチをご一緒させていただきました。
久々にお会いして近況を伺いながら
お互いの変化を確認することが
できました。
次にまた会ったときに
変化を伝えられるように
しておきたいですね^^
【昨日の1日1新】
・なると金時チップス
