時間をかけて取り組む覚悟で。
クラウド会計での決算も5年目に
もともとは自社で会計ソフトも
触ったこともなく、
通帳のコピーや領収書、請求書の
一式を会計事務所に渡して
試算表や決算書を作成してもらう。
そんな形で経理をされている
会社さんやお店さんも
あると思います。
ただ、
私の事務所の場合、
クラウド会計ソフトの利用を前提とした
契約のみとさせて頂いているんです。
とはいえ、
ご契約をしたお客様に
最初から全て自社での経理を
お任せしているわけでも
ありません。
最初は私の方でも
入力の一部を手伝ったりをしたり
Excelからの取り込みをしながら
経理のサポートをしていくんです。
さらに、
クラウド会計ソフトを使いやすくするために
取引の登録を簡単にするための
テンプレートを作ったり。
ネットバンキングから取り込んだ
データが正しい科目に判定されるための
ルールの設定など。
膨大な時間が掛かることもあります。
それでも、
少しでも会計データの登録を
楽に行って頂くため、
こちらのチェックもより簡単に
ミスなくできるようにするため。
お客様と一緒にクラウド会計で
経理業務を作り上げていく、
少しずつ改善を繰り返していくことで、
お互いの業務効率が上がって
いくんです。
私が最初にクラウド会計ソフトを
導入させて頂いたお客様だと、
今回5回目の決算を迎えます。
最初は、
5月に入っても
とにかく決算を仕上げることを目的に
業務をしていたのですが、
今では決算はおおよそ確定したので、
あとは今後の展開はどうするか、
といった話ができるようになりました。
クラウド会計の効果は時間ととも発揮させる
クラウド会計ソフトを利用することで
自動で、簡単に経理業務ができる。
そんなイメージを持たれることも
ありますが、実際は異なります。
クラウド会計ソフトを活用するために、
・効率的に取引の登録や入力ができるように最初の設定を入念に行う
・会計ソフトを使用しながらも都度都度、設定を見直していく
・場合によっては業務のやり方を見直す
・請求や給与など周辺業務も連携できるクラウド型のサービスを利用する
時間が掛かってもそういったことに
取り組んだ結果として、
自動化できる部分が増えて、
経理業務が簡単にできて、
税理士、会計事務所とのやり取りが
簡単になったりするわけです。
クラウド会計ソフトの効果は
時間を掛けて改善に取り組むからこそ
効果を発揮するんですよね。
時間の価値を高めて頂く
私がお客様にクラウド会計ソフトを
お勧めしている理由の1つに
時間の価値を高めて頂く
ということがあります。
PCに向かって、
会計ソフトに対して
1つ1つの取引について内容を考え
取引を登録する。
のではなく、
クラウド会計ソフトが
自動で取引内容を判断して、
登録ボタンを押す手前まで
処理を進めてくれる。
PCやスマホ、どこでも
経理作業をできようにする。
お客様と税理士がいつでも
同じ会計データを見ることが
できる。
そうすることで、
経理業務を時間を別の業務に
振り分けて頂いたり、
同じ経理業務をするにしても、
経営状況を把握できるような
データができるように
なるわけです。
同じ時間で何ができるか、
時間の価値を追求したいですね。
【編集後記】
昨日は、年少さんの次男の
初めての遠足でした。
行き先は近くの公園で
年長さんに手をつないで
もらっての移動だったのですが、
帰りにうとうとして
こけそうになったとのこと(^^;
手をつないでくれていた
年長さんのおかげで
多少ひざをついたぐらいで
出欠せずに済んだそうです。
本人もそのことが
嬉しかったようで、
帰りに
「血が出なかったこと」
をアピールしてくれました(^^;
【昨日の1日1新】
・なし