経営に必要な情報を集めるために行うこと。
常に使いやすく変えていきます
お客様にマネーフォワードクラウド会計や
freeeといったクラウド会計を使って
頂いてよかったと感じることが
常に使いやすく変えていくことができるところ
です。
例えば、
ある企業が
年度の途中で新規事業をスタートさせた
場合であっても、
その事業に応じた部門の設定をして、
必要なテンプレートやルールを
用意していくだけで
すぐに新規事業の経理も
進めいくことができます。
「お伝えしていた○○事業を今月からスタートさせるんです」
こんなお話しを伺ったら
「じゃあ、会計ソフトに○○部門追加しておきますね」
と即座に対応しています。
会計ソフトを常に使いやすく
変えていくことができることが
クラウド会計のメリットだと
感じています。
PCにインストールするタイプ
のソフトであれば
お客様の経理業務を一旦止めて、
ソフトの設定を変更して、
会計事務所のデータと同期させる。
ここ数年はクラウド型のソフトしか
使っていないので、最近の状況は
分かりませんが、
少なくとも5年程前であれば
このような状態でした。
クラウド会計のメリットは使いながらメンテナンスできること
このように
クラウド会計を使うメリットは
使いながらメンテナンスできること。
しかも、メンテナンスも
簡単にできますし、
お客様の経理業務を止めることも
必要ありません。
具体的の行なっている
会計ソフトのメンテナンスを
次のとおりです。
勘定科目を増やす
事業の状況に変化があった場合には
勘定科目を増やすことが
少なくありません。
例えば、
新たにコンサルティング事業を
始めたのであれば、
「コンサルティング売上」
飲食店でテイクアウト販売を
始めたのであれば、
「テイクアウト売上」
という科目を追加して
新たな事業の状況の把握
ができるようにしていきます。
他にも同じ工事業であっても
仕事の種類によって粗利益率に
大きな差がある場合には
その工事の種類ごとに
「売上高A」「売上高B」と
分類することもあります。
補助科目を増やす
勘定科目ごとの金額の内訳を
把握するためには
「補助科目」
を使います。
「長期借入金」残高3,000万円
という集計結果よりも
「長期借入金」
ー「日本政策金融公庫 2032/5返済」 1,500万円
ー「○○銀行 2025/6返済」 500万円
ー「○○銀行 2030/6返済」 500万円
ー「△△信用金庫 2030/6返済」 500万円
という集計結果が出ていた方が
状況がよく分かりますよね。
新たな融資を受ける度に
どこから融資を受けて、
いつまで返済が続くのか
を補助科目にします。
「○○銀行 2030/6」
借入金に限らず補助科目を
追加した方がいい、
と判断できれば
すぐに補助科目を追加します。
部門を増やす
新たな店舗が増えた、
新たな事業を開始した。
このような変化があれば
クラウド会計での部門を追加します。
部門というのは、
店舗毎、事業別に売上や原価、経費を
集計してそれぞれの利益を把握するため
に使用する集計単位のことです。
店舗毎、事業毎の利益を
常に確認できるようにすれば
新たな店舗、事業の状況も
より正確に把握できますよね。
経営に役立つ情報を集めて次の行動につなげる
お客様の状況の変化に
応じて会計ソフトのメンテナンス
を行なう理由は、
経営状況を見える化し、次の行動につなげるため
です。
税務署への申告のため、
銀行へ提出して融資を受けるため、
だけに経理を行なっているの
わけではありません。
計画を立てて目指している
理想の経営を実現するために、
より正確に現状を把握して、
次の行動につなげる。
根拠があって意味のある
会計の数字を使って
判断できるような環境を
作っていきましょう。
【編集後記】
昨日は午前中、お客様との
Zoomミーティングを行い、
午後は事務所の環境整備を。
デスク周りにもアクリル板を
設置してみました。
できるかぎりの対策を
やっておきたいですね。
【昨日の1日1新】
・事務所のデスク周りにアクリル板設置