今ある利益やお金だけで判断しない。

見極めが肝心ですね。

20190531

決算で利益があるから・・・

会社でも個人でも決算時期が
近付いてくると
こんな話聞いたりしませんか。

「会社の決算が近付いているので、このタイミングで保険を検討しませんか?」

とか

「今年は利益が出ているから決算で賞与を出しませんか?」

といったアドバイスだったり
何かを販売するためのお誘い
の話です。

よくある話かなとも
思いますが、
よく考えるとおかしく
ないでしょうか。

決算月だから、
決算で利益があるから、
という理由だけで
経営の判断は
しませんよね。

今ある利益やお金だけで判断しない。

会社の経営者や個人事業主に対して、
何かのモノやサービスを販売する立場
からすれば、
決算が近付いているから、決算月だから
という理由で

「買いませんか」

という提案はしやすいかも
しれません。

経営者や事業主からすると
これを買えば、
このサービスを利用すれば、
決算後に支払う税金が
少しでも減るのでは、
なんて気持ちが働くものです。

決算月でもなく
そこまで利益やお金が
あるわけでない状況であれば
購入しないものまで
購入してしまうとどうでしょうか。

後からもっと必要なものが見つかった。

税金を負担したとしても
残ったお金を会社やお店に
残しておいた方がよかった。

なんてことにはならないでしょうか。

特に保険やボーナスは慎重に

決算で利益が出ているから
どうしても事業に必要なモノを
購入する。

これだと、
影響を受けるのはまだ、
その年の利益やその時点のお金
だけです。

でも、
決算だから新たな保険に加入する、
決算で利益があるから今年は
社員さんに賞与を支払う、
といったことは
特に慎重に判断しましょう。

今年は支払いができても
来年は支払いはできるでしょうか。

社員さんからすれば
決算の賞与を一度貰うと
来年も支給されるものだと
認識するものです。

だからこそ
今の利益やお金に関係なく、
本当に必要な保険なのかどうか、
決算の賞与は今後支払い続ける
覚悟はあるのかどうか、
会社やお店としての方針を
ハッキリさせた上で判断していく
ようにしましょう。

【編集後記】

今月のお仕事もいろいろあって
楽しい1ヶ月でした。

6月もいろいろとスタートしていきたい
ことがあるので楽しみです(^^)

【昨日の1日1新】
・マネーフォワードクラウド給与 労働保険年度更新

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