売上の数字をどのように見ていますか。
売上の中身を確認します
お客様と過去の業績を振り返るときや
これからの数字の計画を立てるとき、
最初に着目するのはやはり
「売上高」
になります。
数字の計画を立てるときには
利益から逆算したり、
会社やお店を維持することを
考えると粗利益の方が大切です。
それでも「売上高」は
その会社やお店の活力のバロメーター
でもありますよね。
「売上高」が増えてきているのか、
「売上高」が減ってきているのかで
どのような状況になっているかが
端的に表われます。
だからこそ
「売上高」の数字をただ確認するのではなく
その中身を確認する必要があります。
お客様のお客様を意識して数字を見る
「売上高」の中身を確認する上で
大切な視点が
お客様のお客様を意識して数字を見る
ということです。
「売上高」の数字は
サービスやモノを提供するだけで
生まれるものではなく、
あくまでそのサービスやモノを
購入するお客様がいるから
数字が残るわけです。
すると、
その「売上高」が
どのようなお客様からの
支えで成り立っているか
構成を確認することで
会社やお店の状況も
分かるわけですよね。
同じ100万円の売上でも
1人のお客様に購入して頂いているのか
10人のお客様に購入して頂いているのか
100人のお客様に購入して頂いているのか
で内容が変わるはずです。
また、
年齢層や性別、
会社か個人か、
国内か海外か
などによっても変わります。
理想としているお客様に対して
理想としているサービスやモノを
提供できているのか、
も確認することができし、
目指している経営ができてるか
が分かりますよね。
自社の商品やサービスがどのような価値につながるか
何も税理士に限った話ではなく、
企業やお店に対して
事業を行っている場合でも同じです。
自社の売上ではなく、
お客様、取引先の売上を意識すると
自社の商品やサービスが
どのような価値を生んでいるか
が見えてきます。
例えば、
税理士がお客様に対して経営ミーティングを通じて価格の設定によってどう利益が増えるかについてレクチャーする
といったことが、
お客様の価格交渉、値上げによる
売上アップにつながるを確認できれば
「価格の設定の重要性を伝えること」
に価値があることも分かり、意識して
「価格の設定の重要性を伝えること」
ができるようになりますよね。
【編集後記】
昨日の大阪都構想の住民投票、
とても気になっていました。
ここ数年、仕事で大阪へ行く機会も増え
大阪の前向きな変化を実感していた立場
としては残念な結果となりましたが
様々な事実を知る機会にもなりました。
都構想は否決されたとはいえ、
賛成もほぼ同数の票が集まっていたわけです。
双方の意向が反映されながらも
よりよい都市になっていくことを
楽しみにしています。
【昨日の1日1新】
・あるモスバーガーの店舗を家族で利用