データから情報にすること
※集めたものからどんな情報にするか
税理士の仕事は分かれる
税理士の仕事は大きく2つに
分かれます。
1つはお客様から請求書や領収書を
預って会計ソフトへの入力をしたり、
お客様が入力した会計ソフトのデータ
をチェック、修正しならがらソフト
出てくるレポートを提供する仕事です。
データを集める仕事と言えますよね。
もう1つは会計ソフトのレポートや
データをもとに分析や今後の予測した
結果を報告し、提案したりする仕事。
こちらはデータを情報に変える仕事
と言えますよね。
データを集める仕事と
データを情報に変える仕事に
分かれます。
データを集めることより、データを情報に変えること
問題はデータに関わる技術ではない。データを情報に転化することである。
これは経営学の巨人と言われる
ドラッカーの言葉です。
今やコンピュータを使って
いかにデータを集めるかは
問題ではなくて、
そのデータから必要な情報を
見つけ出すかが
問題ということです。
先ほどの税理士の仕事の例でいうと、
会計ソフトへ入力するという
データを集める仕事の重要性は
下がってきています。
クラウド型の会計ソフトを使ったり、
会計ソフトへの入力のみを低価格で
引受けてくれる事業者があったり
します。
一方で重要性が高まっているのは
データを情報に変える仕事です。
データを分析して、今後の予測をする。
利益や納税が増えそうだから
どういう対策があるかを提案する。
このままだと大幅な赤字になって
お金がなくなるので、
何をすべきかを提案する。
データを集めることよりも、
データを情報に変えることが
求められますよね。
データを集めることが目的にならないように
サービス業であれば
お客様や購入して頂いた
モノやサービスのデータを
簡単に集めることも
できます。
会員証やポイントカードを
もとにお客様のデータを
集める。
POSレジを使って購入
頂いたモノやサービスの
データを集める。
でも、これらのデータを
集めることが目的に
なっていませんか。
せっかくデータがあるのであれば、
情報に変えることで
新たなアイデアが
生まれます。
お客様の属性を知って
どういうターゲットに
アピールするか。
ほとんど売れていない
サービスを見直すとか。
できることが増えますよね。
まとめ
データを集めることより
データからどんな情報を
提供するか、読み取るかが
大切ですよね。
【編集後記】
今日はGW初日ですね、
のんびり過ごします(^^;
【昨日の1日1新】
・鶴屋吉信 紡ぎ詩
【昨日の1日1捨】
・PCのダウンロードフォルダを空にする