ひと手間が後から効きます。
ただ申告するだけじゃなく
ここ数日は確定申告の業務に
取り組む時間が長くなっています。
確定申告の業務、と言っても
ただ決算を確定させて
税金の計算をして、
税務署への申告をする。
だけじゃないんです。
去年1年間の経営の状況を確認して、
今後に向けてどんなことに
取り組まないといけないか、
を確認する機会でもあるんです。
数字をチェックしたり、
修正したり、
決算の数字を固める中で
課題を整理したり、
過去からどう変化したか
を確認していきます。
ただ、
税務署へ申告できればいい
わけじゃないんですよね。
会計ソフトのデータを経営に役立つように整えていますか?
私の事務所で行う確定申告の
ほとんどが
個人で事業をおこなわれている方の
申告です。
そのため
確定申告をするにあたって、
1年間の会計データを確認して
決算としての数字を確定
していくことになります。
この時に行うことが
会計ソフトのデータを経営に役立つように整える
ということ。
お客様にはクラウド型の会計ソフトを
ご利用頂いているので、
会計ソフトの情報も直接確認して
頂くこともできます。
会計ソフトを確認して頂ける
お客様には、
ソフトの画面を見ることで
経営に役立つ情報を確認
できるように。
会計ソフトはあくまで
取引の登録にしか
使っていないお客様
にとっては、
後から経営に役立つ情報を
提供できるように。
会計データを整えていくんです。
例えば、
飲食店さんなら
食材材料の仕入を「仕入高」
とするのではなく
「フード仕入」「ドリンク仕入」
と分ける。
店舗別やサービス別に
売上や原価を登録して
それぞれの粗利益が
確認できるようにしたり。
例えば、
不動産賃貸業であれば
収益物件ごとに賃貸収入と
発生している経費が分ければ
物件ごとの収支を確認
できますし、
物件を保有し続けるかの
判断につながります。
支払手数料という科目にも
「税理士報酬」という補助科目
を付けて、いくら払っているか
すぐに確認できるようにしています。
こちらは確認できないほうが
いいのかもしれませんが。。
会計ソフトのデータの位置づけ
会計ソフトのデータって
税務署へ申告するための
根拠データ
ではないんです。
経営の判断に役立てるものです。
ただ、そうするためには
経営の判断に役立てような
設定だったり情報の登録が
必要になります。
手間暇は掛かりますけど、
根拠のある数字を元に
経営の判断をしたほうが
確実性も高まりますよね。
【編集後記】
我が家の
GoogleHomeMiniさんは
最近声を掛けてもらえる
機会が減ってきました。。
ただ、
動物好きの次男が
「おーけー、ぐるぐる、ペンギンの鳴き声を教えて〜」
と話しかけると、
GoogleHomeMiniが
本物の鳴き声を教えてくれます。
GoogleHomeMiniが
家族の誰にもできない
特技を発揮して
存在感を発揮しています(^^;
【昨日の1日1新】
・徳島県産ゆずゼリー