渋滞は無駄だと感じますが。
※20日の光景。さすがに夕方は空いてますね。
五十日(ごとび)の習慣
五十日(ごとび)の習慣
はご存じですか?
正確には「ごとおび」ですが、
関西ではよく「ごとび」と呼びます。
五十日(ごとび)とは
毎月5日、10日とか
5のつく日と0のつく日
のことをいいます。
給料日であったり、
取引先への支払日
といった日を
5のつく日や0のつく日に
に設定している企業も多いです。
そのため、
京都だと五十日となると
銀行の窓口が混んだり
道路が渋滞したりします。
集金だったり、
納品だったりで
企業の車の通行量も
多くなるんですよね。
五十日の習慣で「こだわりたくないこと」と「こだわりたいこと」
この五十日の習慣には
「こだわりたくないこと」と
「こだわりたいこと」
の両方が存在します。
こだわりたくないこと
こだわりたくないことは、
「同じ日に揃って行動すること」
です。
五十日に一斉に
行動するので、
銀行の窓口が混んだり、
道路が渋滞したりします。
この時に発生する
待ち時間は無駄ですよね。
そういった待ち時間を
無くすためにも
「同じ日に揃って行動すること」
のこだわりをなくしたいです。
ネットバンキングを活用したり、
納品の日を前倒しにしたり。
現金の集金ではなく
振込に変えてもうらうよう
依頼したりと。
時間のつかい方の意識を
変えた方がいいですよね。
こだわりたいこと
一方で、
五十日の習慣で
「こだわりたいこと」も
あります。
それは、
締め日にこだわること
です。
自社の売上げに関する締め日へのこだわり
月末が締め日だった場合、
月末までに商品を納品できれば
その月の売上げとして
相手先に請求をすることが
できます。
けれど、
納品が1日遅れてしまうと、
請求書を発行するのが
1ヵ月遅れになり、
入金も1ヵ月遅れに
なりかねませんよね。
相手先の締め日に対する意識
部品や材料を仕入れる仕入先が
あって、その締め日が月末だった
としましょう。
そろそろ部品や材料の
仕入れをしないと、と思った時に
月末近くだったらどうしますか?
急いで発注して、
月末までに届くようにするか、
相手の締め日を意識して、
月が変わってから納品される
ように発注するか。
発注を遅らせることによって、
部品や材料の仕入れ代金の
支払時期が1ヵ月変わること
があります。
実際の仕入れ時期は
数日しか変わらなくてもです。
つまり、
締め日までに納品をして
売上を早く確定させ、
入金を早める、
締め日より後に発注して
支払を遅らせる、
ということ。
それだけで
企業のお金の流れ
が楽になります。
経営者がそれを分かっていても
従業員全員がそれを
理解しているでしょうか。
まとめ
五十日の習慣でも、
時間を無駄に使うことは
無くす一方で、
締め日にこだわり、
お金の流れを良くする意識は
経営者だけでなく、
従業員も共通して
持っておきたいですね。
【編集後記】
今日から祇園祭の後祭の
宵山です。
事務所付近も鉾が出ているので
自転車移動も要注意です(^^;
【昨日の1日1新】
・fiveran 日替わりサンド、アンチョビとオリーブ
【昨日の1日1捨】
・自宅書棚の雑誌