客数の減少は避けられない。戻らない前提で動き出せるかどうか。

客数以外と別の柱を考えましょう。

20200811

売上を減らす取り組みが求められる

昨日は滋賀県にある
琵琶湖博物館に行ってきました。

開館時間直後に訪れたため
待ち時間や入館制限もなく入場できましたが、
開館後1時間を経過した頃には
入場制限がスタートしていたようです。

おかげで館内の見学では密になる
エリアもなく安心して見学できました。

また、
人気の子供向けの体験スペースは
閉鎖されていたので、
息子たちは残念がっていましたが
親としては安心でしたね。

館内のレストランも
席数を制限しながらの営業を
されていました。

人が訪れる施設に関しては

売上を減らす取り組み

が求められるわけですよね。
 

売上を減らす取り組みをしながらも
感染防止対策として人の配置を多くする、
消毒液の設置、施設の経路変更など
コストもアップします。

売上ダウンと経費アップを
平行して実施しないといけない
厳しい状況を迎えています。

客数の減少は避けられない。何で補いますか。

こうした博物館に限らず、
多数の人が訪れるような施設や
飲食店や小売店といった店舗型ビジネスの場合、
新型コロナウイルスの影響により
訪れる客数の減少は避けられません。

しかも、
この客数の減少がこの先1年、2年で
元の水準まで回復するかというと
どうでしょうか。

有効なワクチンの接種がスタートして
全国に行き渡ったとしても、
三密の回避やソーシャルディスタンス
といった習は続けていかないといけない
可能性もあります。

そうすると、

客数 × 客単価 × リピート率

という売上の構成要素のうち
「客数」に関しては
過去に比べて減少することが
避けられません。

客数が減少することを前提に立てば
リピート率も客数の一つなので、
売上を維持しようとすると、

客単価をアップさせる方法

もしくは

まったく別の売上の柱を作る

ことを考えないといけませんよね。

戻ると信じるか、戻らない前提で動き出すか

いつかは客数が以前の水準に戻るだろう、
と考えている限り、
客単価のアップや別の売上の柱を作る
方向には進みづらいですよね。

けれど、
このまま客数が戻ることなく
時間が過ぎていくと
事業を続けること自体が難しくなり、
そうなると新たな取り組みをする
余裕すらなくなってしまいます。

いつかは客数が戻る、と信じるか、
給付金や融資を受けて、
時間的な余裕が少しでもあるうちに
客数が戻らない前提で動き出すか
どちらを選びますか。

【編集後記】

琵琶湖博物館は継続したリニューアルで
来館者が増え続けている施設ですが、
現在も第3期のリニューアル工事中でした。

リニューアル完成時には
もう少し落ち着いた状況になっていると
いいのですが。

【昨日の1日1新】

・ブラックバスの天ぷら

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