赤字が見込まれる際に取り組むこと。常に先を見る環境を。

まずは見通しを確認

20230221

打ち合わせの度に決算の見通しを確認するメリット

お客様とは毎月あるいは隔月
のミーティングの度に
決算での利益状況や納税の見込額を
確認して頂くようにしています。

これを行うためには
1年をスタートするタイミングや
前年の決算終了後に
1年の計画や見通しを
立てる必要があります。

計画や見通しの時点では
黒字にすることを目標
としたいところですが
どうしても赤字決算の
計画や見通しとなること
だってあるんです。

先行投資を行って
その後に向けた準備を行う年度
と位置付けている。

前年に急激な事業の拡大や
一時的な大幅な売上増加があり
今年度は減収減益が避けられず
赤字を回避することも難しい。

場合によってはこうしたケースも
ありますが、
そもそも毎回の打ち合わせで
決算の見通しを確認することに
しているからこそ
早めに赤字の見通しであること
も確認できるわけですよね。

赤字が見込まれる際に取り組むこと

1年のスタートの段階から
今期は厳しいので
赤字になる可能性が高い。

赤字になることは避けたい
ことですが、
そう確認することができれば

早めに対策を打てる

とも考えることができますよね。

赤字が見込まれることで
預金残高はどれぐらい減りそうか、
まずお金の見通しを確認しておきたい
ところです。

お金の見通しによって
どれだけの対策をしないといけないか
を具体的に確認することができますよね。

毎月の赤字幅、資金の流出額は
どれぐらいに抑えないといけないか
が分るようになれば、
経費の削減に取り組むとしても
どこまでの削減が必要かと
その範囲も変わってきますよね。

経費削減といっても
削減しても影響がない経費
だけでなく
現状の売上や利益に貢献している
経費だってあるわけです。

現状の売上や利益に貢献している
経費まで削減してしまえば
経費の削減効果以上に
売上や利益が減少して
より赤字が増えてしまう
なんてことにもなりかねません。

また、
資金を増やす方法として
積立等の解約することや
不要資産の売却なども視野に
入れることができます。

特に解約や売却によって
お金が入ってくるだけでなく
利益が生まれる取引であれば
赤字の見通しとその利益のバランス
なども見ながら
実行するのかどうかを
確認することができます。

先を見通しながら事業を進める

いくら見通しを立てたしても
その通りになるとは限りませんし、
むしろ立てた見通しどおりは進まない
と考えるくらいで
ちょうどいいかもしません。

けれど、
先を見通す環境を作ることで
常に1年先、半年先のことを
確認しながら
その1年先、半年先から逆算して
今何をしないといけないかを考える。

自然とそんな環境になる仕組み
を整えていきたいですね。

【編集後記】

昨日はお客さまとの
オンラインミーティングでした。

決算の最終的な着地も
ご確認頂けたので
あとは仕上げるのみですね。

【昨日の1日1新】

・スーパーカップ ティラミス

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