利益を出すための取り組み。経費の枠は決まってます?

枠がないと危険ですよ。

20181030

利益は出したい、けれど経費も使いたい

経営者であれば事業を経営する限り、
誰しも利益を出したい。

そう考えますよね。

どうしても
税金を支払いたくないので
利益は出したくない。

中にはそんな方もいるかも
しれませんが。

多くの経営者は利益を出して、
事業をより伸ばすための投資や
自分や社員さんの給料を増やすこと
により、より豊かにしていきたい。

と考えていると思うんですよね。

だから、

利益は増やしたいと考える

わけです。

でも、
一方で、お金に少し余裕があると
もっと経費を使いたい、
使ってもいいんじゃないか、
そう考えてしまうこともありますよね。

明日の資金繰りに困るような
ことはないから
ちょっとくらい経費を使っても大丈夫、
となることありませんか?

利益を出すための取り組み。経費の枠を決める。

いくら利益を増やしていきたい、
と考えても、
お金に余裕があるからといって
経費を使いすぎると利益も
残りません。

せっかく売上も伸ばしているのに
それに伴い経費も増やしていては
利益を増やすことができません。

なので
利益を増やしたいと
考えるのであれば、

経費の枠を決める

ことに取り組みましょう。

経費の枠を決めるとは
つまり計画を作って予算を決める、
ということです。

接待交際費は  年間120万円、
通信費は    年間24万円、
消耗品費は   年間48万円
と売上や原価の計画とともに
経費についても1つ1つの科目ごとに
予算を決めていきます。

すると月々の予算も同様に
接待交際費は  月10万円まで、
通信費は    月2万円まで、
消耗品費は   月4万円まで
と決まっていきます。

経営者や経理担当者の頭の中で
月々の経費の枠の金額が決まっていれば
自然と経費を使うことに
躊躇しますよね。

先月の交際費は15万円使ってしまったから
今月は少なく抑えよう。

経費を使いすぎたら
毎月、一緒に計画と実績を確認する
税理士さんに怒られる。
(私は怒ることはないですが、
 事実はお伝えいたします。。)

でもいいかもしれません。

とにかく経費が枠からはみ出す
ことがないようにしていくこと。

利益を出すためには欠かせません。

使えるだけ使ってしまう、を防ぐ

人間にはお金さえあれば
「使えるだけ使ってしまう」、
そんな法則がありますよね。

イギリスの歴史学者のパーキンソンさんが提唱した
「パーキンソンの法則」の第二法則も

支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

とあります。

経費が膨張を始めるまえに
予算の枠にはめてしまいましょう。

【編集後記】

パーキンソンさんの法則の
第一法則には

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

というものもあります。

昨日は終日、事務所にいたので
ある仕事についつい時間を
かけ過ぎてしまいました。。(^^;

【昨日の1日1新】

・なし

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