範囲を広げれば利益は増える?

売上アップだけで判断していませんか。

20190815

慎重に判断していただきます

お客様からはいろいろな
相談をお受けします。

「新店舗の展開を考えたい」

「別業態の事業に進出したい」

「別の地方に進出したい」

といった
事業の範囲を広げる相談を
受けることも少なくありません。

もちろん新たなチャレンジを
されることに対しては応援します。

ただ、
そのチャレンジが
現実的なものなのかどうかは
慎重に判断して頂くように
心がけているんです。

経営者からすれば、

いい立地の物件の情報が入った

いい人と新たに巡り会った

といったチャンスが目の前に現れると
そのチャンスは逃したくない、
との思いが先行してしまう
なんてことも少なくないですしね。

範囲を広げれば利益は増える?

「新店舗の展開を考えたい」

「別業態の事業に進出したい」

「別の地方に進出したい」

といった
事業の範囲を広げる判断に対して
慎重に判断して頂くように
心がけていることには
理由があります。

1.数字で見通しを再確認する

事業の範囲を広げることに
対して、数字で見通しを
再確認するんです。

経営者自身も
事業の範囲を広げることで
売上が増える見込みを
立てていることがほとんどですが、
実際に利益まで
確認するとどうなのか。

売上も増えるけど、
同じぐらい経費が増えてしまうと
利益は残りません。

そもそも増えると
見込んでいる売上も、
客数と客単価に分解してみると
想定している売上を達成できるのか
どうかの確認も確認できます。

経営者の頭の中のイメージの数字と
ズレてないか再確認するんです。

2.何のために広げるかを確認する

事業の範囲を広げることが
そもそも何のために行うのか、
目的も再確認します。

売上が増えそうだから、
利益が増えそうだから。

という理由だけ
になっていないか。

そもそも企業として
目指しているビジョンの
実現につながるのか。

現在のお客様にとって、
社員さんにとって
どんな意味をもたらすのか。

簡単に利益がでない取り組み
になったとしても
取り組みたい理由があるのか
どうかが欠かせませんよね。

範囲を狭めた方が利益は増えやすい

もし、
今の事業の利益を確実に増やす、
ことだけを考えるのであれば、
新店舗や新業態、新天地に
進出するよりも、
今の範囲に留まってできること
を考える方が早いです。

経費の削減ができれば
確実に利益は増えます。

売上も今の事業の範囲で
客数や客単価、あるいはリピート率を
高めることをを考えた方が
利益につながりますよね。

事業の範囲を広げたい、
そう考えるときには
数字で客観的に見通しを確認し、
何のために行うのか目的を
確認しましょう。

利益を増やすだけなら
方法はまだまだありますよね。

【編集後記】

昨日は朝食前に
次男との恐竜ものまねごっこに。

週末に行く予定の
恐竜博物館に向けて
気持ちが高まっているようです(^^;

その後は事務所に出勤し、
お客様の決算を中心に。

何点かの確認待ちのポイント
を除いてメドがつきました(^^)

【昨日の1日1新】

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・アプリtabiori

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