将来を確認することからです。
中小企業が消滅する!?
先日のある新聞記事に
こんな見出しがありました。
中小企業、2030年消滅?
企業経営者の中心年齢が
昨年2015年には66歳と、
この20年で19歳上がった
そうです。
このまま世代交代や
起業が進まないと
2030年には
経営者の中心年齢が
80歳前後になり
会社を継続できなり、
中小企業は消滅すると。
少し煽り気味ではありますが、
現実問題でもあります。
実際に、
後継者がいない、
対策を打うつことなく
経営者が年齢を重ねて
いくケースも
目の当たりにしてきました。
何もしなければ
会社がなくなる、
起こりうることです。
中小企業が消滅する前に税理士ができること
2030年に中小企業が
消滅することはなくても、
世代交代による
事業承継ができず
廃業するケースが
増えていくことでしょう。
中小企業の数が減ることは
想定できます。
じゃあ、
それをただ見守っている
だけでいいのでしょうか。
中小企業の関わりを持つ税理士
にも大きな役割があるはずです。
事業承継を専門にして
世代交代を積極的に
サポートしている
税理士もいますが
まだまだ少数派です。
たとえ事業承継を専門に
していなくても、
関わる企業の
将来のビジョンを確認して共有すること
はできますよね。
経営者がまだ10年先のことと
考えていても、
第三者から見れば
あと10年しかないと
伝えることができます。
将来に向けて動く
きっかけ作りになります。
過去ではなく未来に焦点を当てること
税理士の仕事は
よく「過去会計」の仕事
と言われます。
企業において
既に発生した売上、仕入、経費の
会計のチェックをし、
税金の計算、申告をする。
あくまで過去のことに
対する仕事です。
過去の数字はもちろん大切ですが、
未来を考えることはもっと大切です。
税理士が関わるときに
経営者の10年後など
将来のビジョンを
理解する努力をしていれば
世代交代に向けて
必要な準備も分かります。
もし将来のビジョンが明確でなければ、
そのビジョンを作るサポートから
始めればいいですよね。
まとめ
中小企業の経営者の中には
目の前の売上や利益の数字、
従業員のフォローに追われ
将来について考える時間が
取れていない方も少なくありません。
企業に対して第三者として
関わる税理士が
将来のビジョンを確認するだけでも
動きが変わりますよね。
経営者と税理士との間で
将来のイメージを共有する、
そんな関係を築きたいですね。
【編集後記】
最近、仕事の中でも
将来のビジョンについて
お話しをお聞きする機会
が増えています。
幸い、世代交代に直面している方
は少ないのですが、
将来の話をしていただくことで
具体的に想定されている部分、
そうでない部分が出てきますね 。
ビジョンを明確にして
支えていく仕事を
していきたいですね。
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