困ったら借りる、ではなく困る前に困らないように借りる。

常に先手を打てるように。

20210930

苦しくなったら借りる

たまに

「事業が苦しくなってきたらお金を借りようと考えている」

というお話しを伺うことが
あります。

もともと
なるべく借入はしたくない
と考えていて、
事業の先行きが苦しくなりそうであれば
借入をすることで対策をしていこう
という考え方です。

なるべく借入をしたくはない、
先行きが怪しくなってから動けばいい、
という考えも分からなくも
ありません。

借入金が多くなればなるほど
精神的な負担も高まりますし
なるべく身軽にしておきたい
ものですよね。

困ったら借りる、ではなく困る前に困らないように借りる。

事業の先行きが少し怪しくなりそうだから
借入ができるよう金融機関に融資を打診する。

そう考えていても
先行きが少し怪しくなってきている
ということは、
業績の数字にもその傾向が出ている
でしょうし、
今後の計画としても
業績が悪くなる計画になるはずです。

一方で、
企業に融資をする金融機関の立場
から考えてみると
あくまで借入金の返済ができる企業に
対して融資をするのであって、
借入金の返済が難しい企業には
そもそも融資もできませんよね。

だからこそ

困ったら借りる

という考え方を捨てて

困る前に困らないように借りる

考え方を持っておく必要が
あります。

いい業績を残せたタイミングで
金融機関からの融資を受けることで
資金残高を増やして
経営の安定性を高める。

資金残高に余裕があるからこそ
新たな事業の柱を作るための
チャレンジもできますし、
業績をより良くするための選択肢
を増やすことができますよね。

先々のお金の見通しを立てる

困ったら借りる、ではなく困る前に困らないように借りる

ようにするために
必要なことは

先々のお金の見通しを立てる

ということです。

資金繰り表を作る、
キャッシュフロー計画表を作る。

どんな方法でも構いませんが
まずは半年後、1年後のお金の見通し
を確認できる環境を用意しましょう。

困る前に困らないように
先手を打てる仕組みが欠かせません。

【編集後記】

昨日は3件のオンラインミーティング
を行いました。

オンラインだからこそ3件
開催、参加ができましたが、
3件でも負担は大きいですね。

1日4件、5件それ以上と
オンラインミーティングに
参加する方もいらっしゃいますが、
自分では想像が付かないですね(^^;

【昨日の1日1新】
・特になし

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