目標は1つじゃなく2つ以上掲げること。売上目標だけになっていませんか。

かたよることのないように。

20180713

売上だけを追いかける

中小企業の経営者の方の中には

とにかく自社の売り上げを上げること

だけを目標にしている方が
少なくありません。

自社の目標の売上を
クリアしたかどうか。

先月の売上目標を
クリアすれば、
それでOKなんです。

目標がない、
よりかはいいんですけど。

売上は目標をクリアしているけど、
売上だけを追いかけるので、
実は値引きをしてでも売上を
確保する、
粗利益が低くても売りやすい
商品やサービスばかりを売る。

こんなことに
なりかねませんよね。

数字の目標は1つじゃなく2つ以上掲げること

会社の売上だけを目標にしていると、
目標の売上はクリアしたとしても
利益がマイナスになったり、
お金が足りない、
なんてことになりかねません。

だからこそ

数字の目標は1つじゃなく2つ以上掲げる

ようにしましょう。

売上高と粗利益額

売上だけじゃなく、
粗利益額の目標を
立てておけば

・値引きをしてでも売上を確保する

・粗利の低い売りやすいものだけを売る

といったことを
防ぐことができます。

なにより、
粗利益から会社の
人件費や固定費を
まかなうことに
なります。

粗利益額の目標をクリアすれば
赤字になることもなくなる
はずですよね。

売上高と経常利益

粗利益額の目標をクリアしても
経費が増えて赤字になっては
意味がありません。

粗利益額から経費を
差し引いた経常利益に
ついても目標を決めておくことです。

もちろん
トントンで
赤字にならなければいい、
という目標ではなく、
借入金の返済ができて、
将来のためのお金を増やすことが
できる数字を掲げましょう。

部門だけじゃなく全体

部門別や店舗別の売上目標を
掲げることがあると思います。

その部門や店舗の社員さんは
自分が所属している部門や店舗
の売上目標をクリアすることを
考えます。

でも、それが行き過ぎると
所属している部門や店舗の
売上だけを考えていて、
いかに他の部門や店舗より
売上を上げるか、
という方向に進んでしまいます。

部門や店舗の目標売上も
大事だけど、
それをクリアしながらも
他の部門や店舗の目標クリアに
どう役に立てるか、
全社的な視点を持ってもらいたい
ものです。

業績に連動したボーナスを
支給するのであれば、
部門や店舗の目標クリアに
応じて支給される部分と
全社の目標クリアに
応じて支給される部分が
あってもいいですよね。

個人別の売上目標がある場合も
同じですよね。

個人プレーに走らないための
目標設定も考えておきましょう。

目標設定の仕方で変わる

目標の設定の仕方次第で
モチベーションが上がることも
あれば下がることもありますし、
行動が偏ってしまうこともあれば、
視野が広がることもあります。

モチベーションを下げることなく
視野が広がるように、
たった1つの目標じゃなく
2つ以上掲げておきたいですね。

【編集後記】

昨日は息子たちの通う
保育園で七夕パーティ
でした^^

もともとの開催日が
大雨で休園になったので
遅れての開催になりました。

いろいろな行事ごとが重なる中、
日程調整をしての開催、
ありがたいですね^^

【昨日の1日1新】

・中村藤吉本店 抹茶フィナンシェ

【お知らせ】
■佐竹正浩税理士事務所のサービスメニューはこちら
https://m-stax.com/services/

■税務顧問、税務相談などのお問い合せはこちら
https://balance-blog.com/inquiry/

feedlyでの購読はこちらからどうぞ
feedlyでの購読はこちらからどうぞ
follow us in feedly
記事を最後までお読み頂きありがとうございます!
ブログランキングに参加しています!
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村